草なぎ、魂の演技−「海峡を渡るバイオリン」
SMAPの草なぎ剛(30)が主演するフジテレビ系スペシャルドラマ「海峡を渡るバイオリン」
(11月27日放送)の撮影が、京都・太秦の松竹撮影所で終盤を迎えている。
実在の世界的バイオリン制作者を演じる草なぎは、「波瀾万丈の人生をきちんと演じたい」と
役に全力投球。共演俳優の田中邦衛(71)、演出の杉田成道監督(60)の
「北の国から」コンビは、草なぎの役者魂を絶賛している。
「邦衛さんがボクをいじめるんですよ」。先月末、京都・太秦の松竹撮影所で共演の
菅野美穂(27)、田中と共に会見した草なぎは、おどけるように声を弾ませた。菅野はすかさず
「でも仲良いんですよ」。制作スタッフの話でも2人はすっかり意気投合したというが、田中は
「仲良くねえよ!。(草なぎは)何かとボクにイチャモン付けるんだ。その格好はポイントが
ぼけてる、とか」と口を尖らせると、草なぎはニヤニヤ。何やら親子漫才のような雰囲気だ。
草なぎが演じるのは、独学でバイオリン制作の世界的権威となり「東洋のストラディバリウス」と
の異名をとった陳昌鉉(ちん・しょうげん)さん(74)の役。菅野はその妻、田中は夫妻を
生涯見守り続ける医師役。
田中は映画「黄泉がえり」で共演したものの直接絡むシーンはなく、本格共演は初めて。
「大先輩なのでちゃんとしないと。セリフ間違えたらどうしようとか、邦衛さんとのシーンは
いつも大変」と草なぎ。
会見終了後、田中は言い足りなかったのか「草なぎくんと菅野さんの圧倒的な演技力…
すさまじかったですよ」と大声で付け加えた。大ベテランからの太鼓判に、草なぎはテレた
表情をみせた。
※ソース全文(サンケイスポーツ)
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200409/gt2004091102.html ※関連記事※ 草ナギ「陳さんに力いただいた」 (スポーツ報知)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/sep/o20040910_60.htm 「海峡を渡るバイオリン」
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2004/04-239.html