「サー!」。一本決まるごとに、気合のこもった掛け声が会場にこだまする。その心は「さあ、よし」とか。
卓球の福原愛選手(15)が初挑戦の五輪で活躍している。ユニークで、どこかほほ笑ましい「愛ちゃん語録」も注目を集めている。
「昔はそんなに掛け声は出していなかったですよ」。球を高く放り投げて打つ「王子サーブ」を編み出し、
当時小学生だった福原選手に直伝した指導者、作馬六郎さん(六四)=大阪市阿倍野区=は振り返る。
「サーというのは『さあ、よし』ぐらいの意味で、卓球界ではごく普通の掛け声。
世界の上を目指すようになって、気合を入れるために出すようになったんでしょう」
愛ちゃんはインタビューの受け答えも面白い。
11日の初練習後には、五輪の感想を「こんなにいっぱいの旗を見たことがない」。
13日にはライバルのミャオ・ミャオ選手(オーストラリア)やガオ・ジュン選手(米国)について
「ミャオちゃんは友達だし、ガオさんもぐにゃぐにゃして、いやらしいけど、うまくいけば勝てるかな」。
ミャオ選手を破った15日の初戦後は「すごく緊張して、ボールを持つ手もすごい震えたし、歯も震えていた。
頭の中が)真っ白で(顔が)真っ青でした」と話した。
http://www2.asahi.com/2004athens/indoors/tabletennis/KYD200408180006.html 関連スレ
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