女優、米倉涼子(29)が、10月スタートのテレビ朝日系新連続ドラマ「黒革の手帖」(木曜後9・0)で
初めて悪女役に挑戦することが4日、分かった。昭和57年に女優、山本陽子(62)が演じた松本清張原作ドラマのリメークで、
米倉は金持ちの男をゆすり成り上がる銀座のママを演じる。したたかに、男を手玉にとる米倉の“艶技”は話題を呼びそうだ。
米倉が演じるハイミス銀行員は、大金を横領して銀座の高級クラブのママになり、
そこに集まる金持ちの秘密を探っては、ゆするといった、まさしく“悪女”役。米倉は、悪女役は初めて。
「今までの私のイメージ(元気、明るい、サバサバ)といったものとは全く違った一面を出せれば」と意気込みを見せており、
新たなファン層を開拓しそうだ。芯の強いタフな女性として同性に支持される米倉にとって、
女1人で男社会に立ち向かっていく役どころも、ある意味、ピッタリといえそうだ。
一方で、銀座のホステスとして見せる妖艶な衣装や、ときには“女”を武器に男を騙していくセクシーなシーンも期待したいところ。
米倉は「今まで女性の色気を前面に出す役はなかった」といい、
「銀座のママのような振る舞いをできるように、修業しないと」と張り切っている。
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