【芸能/野球】「野球は当分見ません」近鉄消滅に後援会副会長藤田まこと激怒【06/14】

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プロ野球パ・リーグの近鉄とオリックスが13日までに、合併することで合意。
近鉄の後援会副会長で50年以上のファンである俳優・藤田まこと(71)がこの日、スポニチの取材に応じ、球団消滅に怒りの声を上げた。
球団の年間赤字が40億円に達したことからオリックスへ吸収合併へ。
93年に夫人の事業失敗などで背負ったばく大な借金を近く完済する藤田は
「僕は10年間で30億円近く返してきた。大阪のど根性を見せてほしかった」と残念そうだ。
藤田はこの日午前、大阪の自宅でテレビを見ていて、ニュースを知った。思わず絶句して、言葉にならないほどのショック。
「シーズンが終わるまで発表を待てなかったのか。近鉄もたちの悪い金貸しに追いまくられて、期日が来たからしようがないみたいな。
全くファン無視ですよね」と怒り心頭の様子だ。
2リーグ制が50年にスタートし、愛称を「パールス」としていた時からの大ファンで「(2代目監督の)芥田武夫さんの時代から応援している。
千葉(茂)さんや別当(薫)さんが監督に来て、西本(幸雄)さんでチームの形ができてきたのにガックリですな。
夢が全部しぼんでしもうて、非常に寂しいですね」と肩を落とした。さらに、「大阪に球団がなくなっちゃうのがつらい。
経営者は知恵を振り絞って、お金を集めることができなかったのか。
経営難に陥った広島も必死の思いで立て直したんですから見習ってほしかった」と話した。
「球団の赤字は40億ですか。僕はこの10年間で30億近く返してきた。
金があったら近鉄を買いたいわ。情けないわ、ほんまに」と本音もチラリ。
一番思い出に残っているのは「江夏の21球」で有名な79年日本シリーズ。
「ネット裏で雨に濡れながら涙を流して見ていたのが最高の思い出。死ぬまでに日本一になってほしかった。
来年からどこを応援していいのか。野球は当分見ませんわ」と、あきれ顔だった。

http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/wadai/news/20040614spn00m200010000c.html