【五輪】ブラジル、カメルーン…強豪国敗退続く、サッカー五輪予選

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36年ぶりのメダルを狙う日本に追い風?
−−アテネ五輪をめざす男子サッカーの大陸予選で番狂わせが目立つ。
00年シドニー五輪金のカメルーン、銀のスペインをはじめ、有力国の受難が相次ぐ。

 「ブラジルなど人気のある強豪国が来ないと、観客も集まらないし、つまらない」。
開催国ギリシャのアポストラキス五輪代表監督は、大会の盛り上がりを心配する。

 最大の波乱は1月の南米予選でのブラジル敗退だ。
最終戦でパラグアイに敗れて3大会連続出場を逃した。
02年W杯で優勝し、昨年は17歳以下、20歳以下の世界選手権も制した。
縁のない五輪金メダルは国民の悲願。ロナウド、ロベルトカルロスらA代表の
スターも五輪出場に意欲的だっただけに、落胆は大きい。

 3月28日に終了したアフリカ予選では96年アトランタ金のナイジェリアも散った。

 五輪は23歳以下代表で予選を争うので、年代によって実力の変動が出やすいが、
過去のメダル獲得国で出場を決めたのは、現時点で
アルゼンチン、日本、ガーナと地味な印象は否めない。南米ではシドニー銅のチリが敗れ、
北中米・カリブ海では前回日本を準々決勝で破った米国も敗退。シドニーの4強は全滅だ。

ソース
http://www2.asahi.com/2004athens/countries/TKY200404050112.html