誕生20年以上?“幻のトイレの名曲”がCD発売へ
トイレを歌った“幻の名曲”がCD発売されることになった。題して「ととべんきのうた」。
「恥ずかしい」「友達にからかわれる」など学校でうんちをすることを敬遠しがちな
子供たちが親しむきっかけになればと、衛生機器メーカー「TOTO」(北九州市)などが
制作した。
「ととべんき」のフレーズに続いて「流ーせ、流せ。でっかいうんち、ちっちゃいうんち」と
いったユーモラスな歌詞が、軽快な旋律に乗ってトイレ行きを促す展開。
誕生してから20年以上はたつとみられ、独特の振り付けとともにボーイスカウトなどの
野外活動やキャンプでは知られているが、作者はおろかTOTO社内で作られたものか
どうかも不明。
正式な社歌ではないが、同社の職場でも歌い継がれ、誰が書いたか工場の壁ガラスには
10年以上前から歌詞が記されている。
同社が一昨年、ホームページで自主制作CDのプレゼント募集をした際、多くの母親から
「歌がきっかけで子供が学校のトイレを嫌がらなくなった」といった声が寄せられた。
「さらに多くの子供たちに広がって、トイレがワクワクする存在になれば」と同社は期待する。
NHKで「うたのおにいさん」を昭和60年から平成10年まで務めた坂田おさむが歌う。
「エイベックス・イオ・キッズ」から7日発売。1050円。
ソース
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200404/sha2004040305.html