【文芸】椎名桜子さんのプライバシー侵害、噂の真相に３３０万円の支払い命令

月刊誌「噂（うわさ）の真相」（休刊）の記事で自分の名誉や家族のプライバシーが
侵害されたとして、作家椎名桜子さんと家族が同誌と岡留安則編集長らに２２００万円の
損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は２６日、３３０万円の支払いを同誌側に命じる判決を
言い渡した。宇田川基裁判長は「シングルマザーであることは原告自ら公表しているが、
一般に知られていない私生活の部分を公開する公共性は見いだせない」と述べた。

問題となったのは同誌０１年１１月号の記事。判決は、掲載当時２歳と４歳だった２人の幼児に
ついても「プライバシーを著しく侵害した」と述べ、１人につき５５万円の支払いを命じた。
椎名さんの代理人によると、幼児のプライバシー侵害を認めた初の判決だという。

判決は、「ゴーストライター疑惑」などの記述も
「真実と信じた理由は何もない」として名誉棄損の成立も認めた。

http://www.asahi.com/national/update/0326/035.html

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