天才男が怒りに震えた。
プロ2戦目を前に亀田は12日、大阪市内で計量に臨み、相手と対面。
わざわざ早めに会場入りし、異様な殺気を漂わせて待ち伏せしたが、
プラカルソンはあっさり通り過ぎてしまった。
計量後は逃げられないように額をひっつけて鋭い“メンチ”を切ったが、
タイ人はにらみ返すどころか照れ笑い。
「元気がなさすぎるわ。明日が試合やっちゅうのに。だんだん腹が立ってきた。
1回で倒したる」と、デビュー戦に続く連続1回KOを予告した。
それでも怒りを抑え切れず、漫画雑誌を両手で引き裂いた。
2月中旬にはタイへ武者修行するなど準備は万端。
「あいつも真っ二つにしたる」
狂気に満ちた天才がゴングと同時に襲いかかる。
引用元
http://www.daily.co.jp/ring/2004/03/13/119962.shtml