【相撲】朝青龍バックドロップ予告「お客さん喜ばす」

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1Theガッツφ ★
大相撲春場所(14日初日・大阪府立体育会館)の取組編成会議が12日、
同体育会館内で開かれ、初日と2日目の取組が決まった。
2場所連続全勝Vがかかる横綱朝青龍(23)は初日、
過去4戦全勝の新小結霜鳥(25)=写真下=と対戦。
10日の出げいこで、
吊り落としぎみの強烈“バックドロップ”3発でダメージを負わせた同じ相手に、
「お客さんを喜ばす」と、再び危険な大技での撃沈予告だ。

心身充実の横綱は、読みも抜群だった。初日の相手はやはり霜鳥。
10日、伊勢ノ海部屋での出げいこ中、
吊り落とし3連発で制裁を加えた西の新小結が相手。
朝青龍はズバリ言い放った。

「(霜鳥が)西の小結だから当たると思っていた。オレも経験あるんだ。
新小結の時に横綱と当たったんだ」

出げいこで霜鳥を投げ落としたのは、その伏線だったのだ。
過去4戦全勝の相手に、恐怖心まで刷り込んだ横綱は、
「元気に相撲を取って、お客さんを喜ばせたい。
初日だからお客さんも沢山入るだろうし喜ばせたいね」とニヤリ。
再びプロレスの“バックドロップ”を思わせる、
吊り落としの大技決着を大胆に予告してみせた。

9日にも出げいこにきた安美錦を豪快に吊り上げて叩き落とすなど、予行演習は十分。
強さだけでなく、魅せる相撲も兼備した“朝青龍劇場”は、14日開演する。

★ブルブル霜鳥「思い切りやるだけ」
初日にいきなり朝青龍と対戦することが決まった新小結霜鳥はおびえている。
10日のけいこで、横綱の必殺技・つり落としの“被害”にあったばかり。
精神的なダメージに加え、“バックドロップ”で右ひざを痛めるなど、
対戦前から心身ともに痛めつけられた。
「どれだけ通用するか。楽しみというか…、とにかく思い切りやるだけ」
ひたむきな言葉を口にしたが、その表情はやや青ざめていた。

引用元
http://www.sanspo.com/morespo/top/more200403/more2004031301.html