【相撲】朝青龍「モンゴル塾」開校−新十両の安馬らを直接指導

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1Theガッツφ ★
横綱朝青龍(23)=写真=が、「モンゴル塾」を開講する。
若手のモンゴル出身関取らを対象に、横綱が直接、胸を出す特別指導を行うもので、
春場所後の春巡業(4月8日、甲府市)から本格的にスタートする予定だ。
頂点に立つ横綱が、若手の実力底上げに一役買って出た。

朝青龍があたためてきた大胆なプランを行動に移す。
一門の枠を超えて、モンゴル出身力士を集めて特別指導を実施するのだ。

「春巡業で、元気のあるモンゴル人力士にけいこをつける。
下の力士を育てるっていうのは、いいことでしょ」

「モンゴル塾」の対象となるのは、
旭鷲山(30)らを除いた新十両の安馬(19)、白鵬(18)らの若手モンゴル関取。
ロシア出身の露鵬(23)らも候補という。
すでに、安馬の師匠・安治川親方(元横綱旭富士)に打診し、
「いいんじゃないか」と承諾を受けており、実現は確実だ。

異例ともいえる特別指導のきっかけは、朝青龍自身の経験によるもの。
「新十両の時、巡業で曙関、貴乃花関にけいこをつけてもらった。
横綱とけいこできてうれしかったんだ」
自ら体験した喜びを後輩たちに直接、伝える。

この日も、出げいこにきた安馬に、17番胸を出し、熱血指導。
「やる気のある若い人を強くさせることも大事だよね」
平成6年秋、九州場所の貴乃花以来となる連続全勝Vを目指す朝青龍には、
下の力士を育てる横綱の自覚も芽生えている。

引用元
http://www.sanspo.com/morespo/top/more200403/more2004031202.html