魔界倶楽部の星野勘太郎総裁(60)が11日、
新日本プロレス本隊を離脱し一匹オオカミとなった、
“黒いカリスマ”蝶野正洋(40)の獲得に本腰を入れる意向を明らかにした。
12日の東京・代々木第二体育館大会で、
星野総裁自らが直接出馬し「蝶野本人に直談判する」と、
獲得意思を正式に伝える構えを見せた。
超獣ボブ・サップの加入で軍団を補強した魔界。
星野総裁は「蝶野はまことに欲しい人材。
うちにきていただければ、それなりのポストを用意する。
うちのリーダーのヤス(安田忠夫)と一緒くらいのポストもどうだ」と好待遇を約束。
「今の時代は、個人でやっていくのは厳しい。蝶野のキャラクターは、うちが一番近い」
と魔界入りを促した。
共通の敵は新日本隊だ。
蝶野が魔界と共闘するメリットはある。
ただ、両者には相反する問題がある。
蝶野が反旗を翻した新日本の実質的オーナー・アントニオ猪木(61)を、
魔界が“絶対神”としてあがめている点だ。
星野総裁は、
「魔界にわだかまりがあると言うなら、おれたちをビジネスパートナーとして受け取ってくれ」
と、蝶野獲得へ強い決意を見せた。
引用元
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/battle/mar/o20040311_35.htm