【格闘技】スティーブ・ウイリアムス、超過酷移動でK−1デビュー

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1Theガッツφ ★
元3冠王者のスティーブ・ウイリアムス(45)が超過酷移動でK−1デビュー戦に臨む。
14日のK−1 JAPANでアレクセイ・イグナショフ(26)と総合格闘技ルールで対戦する。
並行して12日に開幕するプロレスのIWAシリーズにも参戦するため、
4日間の通算移動距離は2700キロを超える。
9日に公開練習をしたウイリアムスはそれでも「オレはタフガイ」と全勝を宣言した。

K−1初参戦はプロレスとの掛け持ちだ。12日にIWA大阪大会に出場。
翌13日には新潟でのK−1前日会見に出席後、
IWA岐阜大会でIWAタッグ王座防衛戦に臨む。
その日に帰京して翌14日は日帰りでK−1新潟大会に初出場。
翌15日には千葉で再びIWAタッグ王座の防衛戦を行う。

4日間で実に2700キロを移動する強行軍になる。
「うまく移動できるか心配」と話すが自分の肉体への不安はまったくない。
「今までの人生はいつも厳しい戦いだった。
しかし、必死に練習して困難に立ち向かうことで、自分はタフになった。問題はない」

打撃を含むK−1や総合格闘技は1試合で被るダメージも深い。
前IWGP王者の中邑も、昨年の大みそかでのイグナショフ戦後に長期負傷欠場した。
出場する選手は1カ月以上の調整した上で試合に臨む。
しかし、ウイリアムスはあくまで連戦主体のプロレス流を貫く。
「1日2時間の練習を欠かしたことがないからね」
誰よりもプロレスラーに誇りを持っている。

もちろんイグナショフ戦の対策を立ててきた。
この日の公開スパーリングでは、
相手のひざを抱えてバックドロップでたたきつける技を披露。
相手が得意とするひざ蹴りを逆に利用する。
「この試合に勝ってボブ・サップと戦ってみたい。それが最終目標だ。
お世話になったジャイアント馬場さんの故郷新潟で最高の試合を見せる」
45歳のプロレスラーの新たな挑戦にはまだ先がある。

引用元
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-040310-0008.html