曙が貴ノ浪発言に血をたぎらせた。
「K―1ワールドGPシリーズ」(3・27さいたまスーパーアリーナ)で武蔵と対戦する曙が8日、
前日のTV番組で貴ノ浪が武蔵に、
「横綱は正面から当たれば強いが横に回ってローを蹴ればいい」と、
アドバイスしたことについて、
「やってみろって。まわしもないし相撲じゃないんだ」と、
軽々しく“変化”を口にした貴ノ浪の言葉に発奮。
「明日にでも試合をやらせてよ。蹴られる前に蹴ってやる」と、
報道陣を前に鋭いローを繰り出して見せた。
この日は午前に12ラウンドのミット、サンドバッグ打ちで動きを確認し、
午後のフィジカルトレーニング後はこれまでより丹念にマッサージを行った。
疲労はピークに達しつつあるが、表情は明るい。
レイ・セフォー、タケルらとのスパーリングに手ごたえを感じているからだ。
「やっぱりセフォー選手のサポートは心強いよ。向こう(武蔵)は世界2位。
胸を借りるつもりで自分のスタイルを貫くだけ」と最後は雑音を振り払った。
引用元
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20040308-00000300-spnavi-spo.html