日本vsイタリアの美形対決は渡邊に軍配が上がった。
立ち技女子格闘技イベント「Girls Shock」が、
4回目の開催にして事務局を立ち上げるとともに全面リニューアル。
1000人規模の竹芝・ニューピアホールを舞台に新たなスタートを切った。
揃いのジャージを着ての入場式や、5回戦における選手紹介VTRを導入、
オリジナルのグローブも作製し、外国人選手を5人も招聘、
さらには俳優のスティーブン・セガールが来場するという力の入ったこの大会。
主軸をなす渡邊久江、グレイシャアAki、WINDY智美の3人は揃って勝利を挙げた。
中でもMVP級の活躍を見せたのが、ダブルメーン第1試合に登場したグレイシャア。
韓国の女子フライ級王者ヂョン・ヨンシルを相手に一進一退の攻防を繰り広げ、
最後は鮮やかなバックブローでKO勝ちを決めた。
ダブルメーン第2試合では、
12月のタイ遠征でインターナショナル女子ムエタイ王座を獲得した渡邊久江が、
イタリアのサブリナ・レイと対戦。
渡邊は2月に入って骨盤を捻挫、満足な練習ができなかったこともあって、
本来のアグレッシブなパンチ攻撃こそ見られなかったものの、
ミドル、ローでサブリナを圧倒。
本人は反省しきりだったが、判定勝利で大会を締めくくった。
また、女子格闘技“最恐”の異名をとるWINDYは、
新鋭GON! ASAMIに大差の判定勝ち。
KOこそ逃しはしたが、貫禄を見せ付けた。
もう一つ、今大会で注目を浴びたのは、
“歌って踊れてミドルが蹴れる”アイドルムエタイ戦士ナムワンノーイ・サックブンマーと、
打撃初挑戦のサンボ女王・藤井惠のエキシビションマッチ。
その童顔に似合わぬ鋭い蹴りでで観客を驚かせたナムワンノーイは、
試合前にもCD即売会&サイン会、休憩明けのミニライブと大忙し。
笑顔を振りまきまくって観客を魅了したのだった。
3回戦から個性、実力ともにハイレベルな選手が熱戦を繰り広げ、
観客の入りも上々と好調なスタートとなった新生「Girls Shock」
今後も6月、9月、12月とニューピアホールで定期開催される。
結果の詳細は引用元へ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200403/07/index_c.html