【相撲】高見盛、なんと新弟子に敗れる!

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1Theガッツφ ★
大相撲春場所(3月14日初日・大阪府立体育会館)に向け、平幕高見盛が5日、
大阪・平野区の友綱部屋に出げいこ。
部屋近くの幼稚園児が見学する前で申し合いを行ったが、
同部屋の新弟子に2番負け、大関魁皇から叱責された。
角界一の人気力士は右ひじの痛みが取れず、苦悶の表情だ。

友綱部屋での出げいこ中、人気者・高見盛が赤っ恥だ。若い衆との申し合い中だった。部屋近くにある幼稚園児約20人がけいこ見学にやってきた。つぶらな瞳の園児がズラリと並んだ途端、ロボコップ力士は一気にパワーダウン。

園児の1人が漏らした「アッ、お茶漬け(CM)の…」という小さなつぶやきが聞こえたのか、
次の一番、同部屋の新弟子・横山に押し出された。
ムキになった次の一番は右を差して寄り切ったが、
その次の一番ではノド輪数発を食らって後退し、敗れた。

高見盛がけいこで手を抜く癖を再三指摘してきた大関魁皇が、
すかさず「力抜くな、コノヤロー」と叱責したほどの不恰好さだった。

知ってしまうと緊張して眠れないからと言って、
翌日の取り組みを聞かずに床に入るほど、上がり性の高見盛。
若い衆を相手にした申し合いは27勝4敗だったが、
園児の視線が突き刺さった時間帯だけで3敗した。

東洋大出身の横山は一昨年の学生横綱。
幕下付け出し15枚目でデビューする有望株だが、
ぼさぼさ頭の新弟子に幕内力士が敗れるのは異例の光景。
けいこ場横綱ならぬ、“けいこ場幕下”ぶりを見せてしまった。

「まだ痛い。しびれて動かない時もある。でもやるしかないから」

先場所痛めた右ひじに触れて、しかめっ面。
園児にも認知される人気だが、2場所連続負け越しで番付は前頭8枚目まで下落した。
春場所は、踏ん張りどころになる。

引用元
http://www.sanspo.com/morespo/top/more200403/more2004030602.html