元日大相撲部の山本洋介(22)が春場所(14日初日、大阪府立体育会館)で、
元関脇寺尾の錣山(しころやま)部屋からデビューすることが3日、分かった。
名門・日大で異例の1年でレギュラー獲得も、けがで中退。
3年の空白を経て2月に入門した異色の逸材だ。
元アマエリートが、挫折を経験した。
埼玉栄高から日大に進学。
1年の9月に9人制の団体戦で大将を務めた。
1年での正選手は琴光喜、普天王らごくわずか。
田中監督も「いい素材だった」
だが両足に蜂窩織炎(ほうかしきえん)を患い同11月に退部。
大学も中退しアルバイト生活を送っていた。
今年2月に知人の紹介で錣山親方に会ったのが転機となった。
「気迫あふれる親方の相撲が好きだった。もう1度やる」
あこがれの親方の誘いにプロ入りを決意。
錣山部屋は現在、親方1人、弟子3人。
1度はあきらめた相撲をプロの土俵で極める。
引用元
http://www.nikkansports.com/ns/sports/sumo/p-sp-tp1-040304-0011.html