一度でいいから見てみたい、客がトロントする落語…歌丸です。

このエントリーをはてなブックマークに追加
1帰社倶楽部φ ★:03/11/14 12:02 ID:???
トロントで字幕落語…歌丸熱演

人気落語家・桂歌丸(67)が12日(日本時間13日)、カナダ・トロントで、日加修好75周年を
記念した「トロント寄席」に出演した。
現地総領事館と文化庁が全面的にバックアップして実現したもので、字幕スーパー入りで落語
「火焔(かえん)太鼓」を熱演。
会場では大きな拍手が起こり、肥塚隆総領事も「こちらの人たちにもとてもよく理解されたよう
です」と笑顔。両国親善に大きな役割を果たす公演となった。(トロント・花井伸夫)

(中略)

拍手は歌丸の登場でピークに。「私が知っている英語は“ギブ・ミー・チョコレート”くらい。
全く話せません」の言葉と同時にスーパーが出て、もう笑い声。
「火焔太鼓」の冒頭の、何でも買ってきてしまう古道具店のオヤジと、それをいさめるおカミさん
の会話や所作(演技)も“前説”の効果で客席に理解され「いいお客さんです。
熱心に聞いてくださり笑ってくださって…」と歌丸が驚いたほど。
肥塚隆総領事も「もっと大きい会場でもよかったかも」と話した。

民間レベルでの在外邦人対象の落語会は盛んだが、こうした公式レベルでの外国人対象の
落語会は史上初めて。
公演実現に大きな役割を果たした国際交流基金トロント日本文化センターの荻野崇一郎所長は
「こうした試みが数多く行われ、日本とさまざまな国の真の理解や文化交流が実質的に
高まっていけばいいですね」と語り、落語などの大衆演芸の海外公演の継続的発展に期待していた。

歌丸らは13日(日本時間14日)も日系文化会館で公演する。

[スポニチ]
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2003/11/14/02.html