日テレ 視聴率競争映画の放映延期
先月24日、社員プロデューサーによる視聴率不正操作問題が発覚した日本テレビが11日、
視聴率が題材になっている映画「15ミニッツ」の放送を14日から28日に延期することを明らかにした。
映画は人気俳優ロバート・デ・ニーロ(60)が主演で01年に製作されたもの。
高視聴率獲得のために過激なスクープ映像を求めた結果、犯罪が起きるというサスペンス・アクション。
同局広報部は「視聴率の話なので、遠慮させていただいた。問題が起きた直後から延期が
決まっていた」とコメント。14日は米映画「パーフェクト・ストーム」が放送される。
視聴率不正操作問題は、同局のプロデューサーA氏(41)が探偵社を使い、ビデオリサーチ社の
サンプル世帯に接触。謝礼と引き換えに自身の番組を視聴するように依頼していた。
当初は昨年から今年にかけて約150万円の工作費を使っていたとされたが、その後、工作は
01年から行われており工作費用は500万円にも達するとも見られている。
現在、同問題については調査委員会が調査中。当初10日前後で結果が出る予定だったが、
同局の氏家斉一郎会長は先月末に「(調査期間は)2週間から20日に延びる可能性がある」と
話していた。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031112-00000022-spn-ent