【野球】優勝旅行ボイコットへ ダイエー選手会が表明
高塚にゴマすったって年間予約席は売れまいよ。
激震ダイエー@ 「現役選手の間は媚を売りたくない」
「ボクが本当に(野球を)やりたいのはここ(福岡、ダイエー)なんです」
日本シリーズの最初の移動日だった10月20日。
福岡市東区の西戸崎室内練習場のプレスルームで小久保は記者の単独インタビュー取材にこう切り出した。
小久保の巨人への移籍話は6月ごろからキャッチしていた。
しかし、入団時からの付き合いの小久保にはダイエーに骨をうずめて欲しいこともあり、
翻意させたかったのが本音だった。
そして、冒頭の言葉で「小久保残留」の目があると、取材後ほっとしたのが正直な感想だった。
ただ、小久保の胸の内に動かし難い"信念"を見たのも確かだった。
その"信念"とは「現役の間は"媚(こび)"を売りたくない」−だった。
"媚"とは何か。
「選手のうちは残した成績に対して、正当な評価をして欲しい」
小久保はこれ以上語らなかったが、それは容易に察しがつく。
選手会長も務めた男だけに正義感は誰よりも強い。
だからこそ、"一匹オオカミ"の集団であるチームをまとめることができたのだ。
だが、それは球団に対して選手を代表して"もの申す"という図式になる。
プロ球界では当たり前のことだが、ダイエー素人球団首脳の目には好ましく映らなかったのだ。
その結果がどうだったか。うわべだけ素人球団首脳に受けのよい選手の年俸を含めた待遇が上がり、
小久保は冷遇される。
しかし、小久保が一番言いたかったのはプロ野球の現役選手がグラウンドだけに専念するのではなく、
球団首脳の顔色をうかがいながら、プレーすることへの屈辱だったのだ。
オープン戦中に右ヒザに大けがを負った小久保はリハビリ中にパソコンを本格的に始めた。
その小久保のインターネットのホームページには福岡のファンの励ましの言葉があふれた。
「ファンのためにもう一度、ダイエーのユニフォームを着た小久保の姿を見せたい」。
2週間前に聞いた小久保のこんな思いも実現することはなくなった。(11/4スポニチ)
激震ダイエー2 “トップの非常識”が決別に拍車
小久保の真っすぐな性格を物語るエピソードがある。
ダイエー入団前年の93年秋。東京・田園調布の前巨人軍監督・長嶋邸。
既にダイエー入りが内定していた小久保の気持ちを覆すために長嶋氏が
小久保を自宅に招いていた。何とその場には渡辺恒雄現オーナーも
同席していたという。条件は巨人の方がはるかに良かったに違いない。
だが、小久保は「最初に声をかけてくれたダイエーに入団します」と
頑として、首をタテに振らなかった。
「小久保の律儀さには感心させられた」とは当時の取締役編成部長だった
故・杉浦忠さんである。その小久保が愛着のあるダイエーに決別した。
その最大の理由が今や球団など「福岡事業」のトップに君臨する高塚猛
オーナー代行兼球団社長(56)の言動だった。
ダイエーは初めてリーグ優勝した99年の日本シリーズ。第1戦でホームランを打った
秋山のボールに試合中にもかかわらず、球団職員に秋山へのサインを強要している。
さすがに実行には移されなかったが、プロ野球選手には考えられない行動だった。
今期のダイエー戦が試合終了までテレビで中継された時、試合後のベンチ前で
おおはしゃぎする高塚社長の姿が何度も見られたはずだ。それも
球団とは無関係の女性を同行してだ。
「とても球団社長のとる行動ではない」。主力選手の大半が神聖な場所を
土足で踏みにじるような行為に不快感を露わにしている。純粋に野球を
愛する男たちには当然、許されない行為だからだ。
そんな思いの結集が小久保の古巣への“決別”に拍車をかけることになった。
小久保のように実力があれば、他球団へ移籍することも出来る。しかし、
活躍の場の少ない選手はそんな蛮行にもただ、黙るしかない。もっと
悲惨なのは裏方さんや球団職員ら”弱者”だ。「解雇」に等しい配置転換で
去った人、生活のために泣く泣く職場にとどまる人。福岡ドームの
宙空にはそんな人たちの”亡霊”がさまよっている。
激震ダイエーB 無償トレードはG渡辺オーナーへの"返礼"
小久保の今回の巨人への「無償トレード」をいぶかる声は多い。
「財政難の球団がなぜ?」、「裏でお金が動いているのでは?」の類(たぐい)である。
いずれにしても契約書を見ない限り真相は分からない。過去、両球団が「無償トレード」の発表をしながら、
その実「金銭トレード」だったことはプロ野球の世界では何度もあったこと。真相は"藪(やぶ)の中"である。
唯一「無償」の根拠となるのが巨人の"ナベツネ"こと、渡辺恒雄オーナーへのダイエー・中内正オーナーの"返礼"である。
ダイエー本社の経営悪化が抜き差しならない状態となった昨年のことだ。
1月の自主トレ中に起きた球団の身売り騒動が収束したのもつかの間。
2月18日に中内オーナーに対して、高木邦夫・ダイエー本社社長は創業者一族の経営責任を迫る形で
同オーナーの保有する40%の球団株の無償提供とオーナー職辞任を要求し、中内オーナーはこれを拒否した。
結局、4日後の22日、高塚猛オーナー代行兼球団社長が都内のダイエー本社で高木邦夫社長らと会談を行い
「中内続投」の決着を見た。高塚球団社長は会談後、福岡へ戻り夜9時から行われた記者会見で
自らの"交渉の結果"を報告した。
だが、この日、「中内続投」を決定付ける大きな"事件"が同じ東京都内で起きていた。
中内オーナーの頑(かたくな)な態度にごうを煮やした本社サイドが中内オーナーから高木社長への「オーナー変更届」を
コミッショナー事務局へ提出しようとしたのだ。
これに対し、コミッショナー事務局は「巨人の渡辺オーナーの所へ行くように」と門前払い。
当時、中内オーナーの球団に対する経営努力を評価していた渡辺オーナーがダイエー本社サイドの「オーナー変更」を一蹴したのだった。
今年も球団売却問題に関しての渡辺オーナーの"アシスト"には目を見張るものがあった。
「無償トレード」が真実とすれば理由はこの一点しか考えられない。(スポニチ11/6)
激震ダイエーC "シリーズ放映権"で権力を増長
小久保の衝撃トレードで連日のように球団事務所に抗議の電話が殺到しているという。
その内容の多くは「説明責任」を求めるものと中内オーナーと高塚猛オーナー代行兼球団社長の「退陣」を求めるものだ。
小久保のトレード当日、中内オーナーの涙の会見とは対照的に一時、報道陣の前から"雲隠れ"した高塚球団社長。
99年に「福岡事業」の再建に乗り出して以降、営業黒字を計上できるまで立て直したホテル等の経営手腕を高く評価する声もある。
前任地の岩手・盛岡にある「盛岡グランドホテル」を再建した実績はダテではなかった。
その自らの体験や持論を展開する著書は「ならば私が黒字にしよう」、「他人と過去は変えられない 自分と未来は変えられる」
など数えきれないほどある。
一般の企業の社長の顔はあまり知られていない。
「世界のトヨタ」、「松下電器」の社長の顔がすぐに思い浮かぶ人は多くはなかろう。
その点、福岡に住む人なら高塚球団社長の顔はテレビで何度も目にしているはずだ。
プロ球団は日本にわずか12しかない。だから、球団首脳の露出度は大企業のそれより、はるかに高い。
そこに野球の素人が錯覚に陥る原因がある。
ダイエー球団創設当時、本社から来た球団代表はいかにも誇らしげだった。
いわゆる「背中につっかい棒」がいる状態。
スポーツ紙を見下すような傾向が強かったがわすか1年しか、持たなかった。
そんな中、高塚球団社長が強大な権力を持ち、増長して行った背景に地元のテレビ局の存在がある。
球団のある地方局にキー局や系列局から求められるのが日本シリーズの放映権である。
今年の某局の1試合のスポンサー料は3億円とも言われる。
世の中、不況続き。特に広告不況が叫ばれる中、1試合で3億円はいかにも大きい。
その放映権の決定権を持つものに対して、テレビ局が優位に立てる道理はない。
「我々、テレビ局にとって球団には(日本シリーズ放映権という)人質を取られているようなもの」
とは某テレビ局関係者の偽らざる言葉である。(スポニチ11/7)
激震ダイエーD 揺らぎ始めた後援会との友好関係
王ダイエーと星野・阪神の間で行われた今年の日本シリーズは球史に残る激闘で
7戦とも過去に例を見ない高視聴率をたたき出した。
日本の野球人気の低下がささやかれる中、プロ野球関係者は安どのため息をついたに違いない。
当然のように来年の日本シリーズ放映権争いはシ烈を極めることになる。
そうなれば、またまた、球団とテレビ局の力関係も「球団優位」の図式を色濃くするはずだ。
ダイエーの高塚球団社長に対する批判の声は意外にもテレビ局関係者の方に多い。
だが、「日本シリーズ放映権」の前にはいかにも無力。
「仮に高塚球団社長の批判番組を作ろうとしても絶対に上(重役)から圧力がかかって、つぶされる。
だから、今は新聞社さんに頑張ってもらいたい」とは某在福テレビ局プロデューサーの嘆きの声である。
そうなれば当然のように高塚球団社長を持ち上げるいわゆる「ヨイショ番組」がお茶の間に流れることになる。
「ヨイショ番組」がオンエアされるたびに高塚社長の「虚像」が露出される。
その結果、高塚球団社長=有能な企業家のイメージが定着してしまう。
今回、小久保の巨人への無償トレードという"事件"が起きなければその「虚像」は暴かれることはなかったろう。
しかし、その代償が小久保というホークスの「シンボル」、「精神的支柱」の他球団への流出では
あまりに大き過ぎるのだが…。
4日夜、福岡市内の飲食店で市民球団ホークス後援会(会長・杉浦博夫元福岡銀行専務)の理事会が開かれた。
その場で高塚球団社長の「退陣要求」を決議する動きがあったが
その効果を疑問視するムードが大勢を占めたために"廃案"になったという。
球団創設時からホークスを縁の下から支え続けて来た市民球団ホークス後援会は
高塚球団社長の無軌道な言動が出始めて以来、かつての球団との良好な関係を保てないでいる。(スポニチ11/8
激震ダイエーE 福岡事業は"北朝鮮と同じ"
中内正オーナー(44)が6日、新キャンプ地・宮崎を視察した際のナインや関係者の反応が
同オーナーの置かれた現状を如実に物語る。
オーナーという球団の最高の権威者が選手やチームスタッフから完全に無視されたというのだ。
この視察の前日(5日)、ダイエー系ホテルで異様な光景が繰り広げられた。
福岡ドームの「社員総会」。午後4時、同6時の2度開かれている。
社員の前に立ったのは中内オーナーと高塚猛オーナー代行兼球団社長(56)の2人。
口を開いたのは中内オーナーだけ。内容の要旨は次の通り。
@小久保批判
「巨人移籍は本人の希望をかなえてあげた。それなのに小久保から感謝の言葉がなかった」。
A(株)北九州野球批判
来季、北九州で公式戦を開催しないのは 「北九州市民球場を運営する(株)北九州野球が
福岡ドームの年間予約席の販売、広告原稿出稿等の協力をしないから」。
B優勝イベントを主催した地元紙批判
優勝パレード、感謝のつどいの経費を球団が負担しなかったことについて「このイベントは"地元紙"の方から言ってきた」。
この3点について、中内オーナーは時折、涙ながらに話したという。
「企業防衛」のために「社員総会」が開かれることは不思議ではない。
問題はこの社員への説明が真実かどうか、ということである。
3点のうち、@の小久保批判に関しては翌日、中内オーナーは「ひとつの言葉ではなく話の流れで出たこと」と弁明した。
小久保は巨人に移籍したが本当は残留が一番、移籍はやむをえない結論だった。
肝心なのは、どうして生え抜きの主砲が10年間在籍した愛着のある球団、福岡の地に決別しなければならなかったかだ。
そのことを質問する者などいるはずがなかった。なぜなら、高塚氏に反対意見を唱えれば、
事実上の解雇に等しい処遇が待っているからだ。
「独裁政治」、「恐怖政治」−。
「今の福岡事業は北朝鮮と同じですよ」。福岡ドーム関係者はあきらめ顔で、こうつぶやいた。
(スポニチ11/9)
激震ダイエーF “井口騒動”にも球団社長の思惑が…
3日に行われた小久保の巨人移籍会見に同席した中内正オーナー(44)は大粒の涙を流した。
昨年、若田部とのFA交渉が失敗した時も涙したが今回の涙の意味は違っていただろう。
小久保は大学(青学大)の後輩。入団以来、もっともかわいがってきた選手。しかもチームの柱。
その小久保の放出は断腸の思いだったはずだ。
だが、「福岡事業」を100%任せている高塚猛オーナー代行兼球団社長(56)と小久保の両立はあり得ない。
「二者択一」。高塚球団社長から同オーナーにこの命題が突き付けられたことは想像に難くない。
結論は明解だった。「保身」の二文字。
今、高塚氏に去られれば、ダイエー本社の球団に対する債権の株式化で40%だった持ち株は2%に低下する
中内オーナーの立場は大海に浮かぶ小舟のようなもの。
しかも球団関係者の中にあからさまに「今年は“小久保がいなかったから”優勝できた」とまで言う者がいては
「二者択一」の結果は明白だった。
本来、球団の最高権力者のはずの中内オーナーと高塚球団社長の力関係の逆転。
それによる、かわいい後輩の意図に反する放出に踏み切らざるを得ない不条理。
記者会見で流した涙はそんな自分に対する情けなさの表れだったに違いない。
この「無力さ」のもう一つの表れが同じ青学大の後輩の井口のポスティングシステム(入札制度)による
メジャー移籍問題である。
高塚球団社長のことあるごとに「入団1年目の契約更改で(メジャー移籍を)約束した球団幹部がいる」と
説明している。しかし、これは事実に反する。「将来の夢」としての話を両者が一般論として、かわしたに過ぎない。
ところがこの“約束”が高塚球団社長の“井口問題”の免罪符となって、一人歩きする。
真実は昨年6月、財源確保のために高塚球団社長が井口のポスティング移籍のストーリーを自ら書き上げたのだ。
井口自身、小久保同様、チームや福岡に愛着が生まれている。
球団は小久保放出が水面下で動き始めた直後から井口の引き留めにかかり始めた。
財源確保のために一時はメジャー移籍を煽(あお)られた井口が球団のいいかげんさに“抵抗”の旗を翻したのが
今回の“井口騒動”の真実である。
(スポニチ11/10)
激震ダイエーG 球団の私物化…信じられない“言論統制”
ついにダイエー選手会(松中信彦会長)が動いた。
ハワイV旅行拒否ー。選手会が球団に突き付けたこの強烈な意思表示を中内正オーナー(44)、
高塚猛オーナー兼球団社長(56)はどう受け止めるのか。
拒否の理由の一つがV旅行に褒賞の意味合いの福岡ドーム社員の同行だった。
このV旅行社員同行こそ、「高塚体制維持」の仕組みが隠されている。
筆者に届いた元福岡ドーム関連会社の女性社員のEメールの一部を引用する。
「福岡ドームという会社では高塚氏に気にいられた人間は功績もないのにすぐにバイトから社員になれたり、
給与や待遇が上がったり、ということが多々あるようです。
とにかく、気にいらない人間はどのような立場の人間でもリストラに追い込むようなことまでし、
定年前の役職付きの社員を土下座させたり、結果、高塚氏に対するいわゆる“ちくりメール”をする人が偉く、
出世できるような社員同士で足をひっぱり合うようなことがあるようです」
また、この女性は知り合いの女性契約社員が7年間勤務、実績も残しながら、高塚氏サイドの男性社員から
イジメ、セクハラ等を受けた結果、「自律神経失調症、及び鬱病、パニック症候群」になり、
心身ともにボロボロになって退職したこともメールの中に綴(つづ)っていた。
高塚氏に取り入られれば出世してVナインのハワイ旅行同行、逆のケースは退職にまで追い込まれる。
まるで、どこかの独裁国家と同じではないか。
そして、残念ながら、この図式が球団にも当てはめられ「小久保放出」の悲劇が生まれてしまったのだ。
今回の連載を始める以前から「高塚体制」なら、当然という予測があった。それは、「言論統制」である。
連載開始直後から、福岡ドーム併設のホテルの売店から本紙、同様の連載を掲載した地元紙が締めだされた。
「批判記事」を掲載した新聞を経営するホテルでは売らない、という訳である。
ファンの財産であるはずの球団の私物化に「言論統制」。
現代民主主義国家では信じられないことが今、福岡の地で起きている。 (スポニチ11/11)
激震ダイエーH 「経営再建の神様」に数々の“黒い噂”
「経営再建の神様」と言われる高塚猛オーナー代行兼球団社長(56)には以前にも書いたが
数多くの著書がある。その著書は福岡ドーム併設のホテルの部屋に聖書代わりに置かれているという。
そして、福岡ドームの社員はこの著書を給料天引きで購入させられているとも聞いた。
先月末にはそのホテルで会費1万2000円の高塚氏の出版披露パーティーが催されている。
このホテルで行われる「○○記念パーティー」は高塚氏が「福岡事業」に参画してから、
たびたび開かれるようになった。発起人にマスコミのトップらが名を連ねたこのパーティーに、出入り業者らは
強制的に出席させられる。もしも招待状を受け取っていながら、欠席した場合、結果はどうなるか。
ここに記すまでもなかろう。要するにこのパーティーは高塚氏に忠誠を誓うか否かの「踏み絵」なのである。
経営再建のためのなり振り構わぬ商法は当然のように地元財界からの反発を買った。
しかし、出入り業者ら「弱者」は料理の質も量も抑えられたパーティーに高額の会費を払って出席せざるを得ない。
高塚氏の独裁者としての顔ともう一つの顔は業界でも有名な「セクハラ」である。
これまで高塚氏のセクハラに耐えられず多くの女性社員が辞めて行ったという。
一例を挙げれば、昨年5月に行われたオリックスとの台湾遠征の際のワンシーン。
同行した在福テレビ局関係者はその光景に目を覆ったという。
台北市内のホテルロビー。周りに台湾の関係者、中内オーナーがいながら、
高塚氏は同行した福岡ドーム女性社員にセクハラを繰り返したという。
拒絶すれば、この女性社員に“明日はない”黙って耐えるしかなかったのだろう。
社員総会で壇上に上げた女性社員に「オレの不倫相手と言え!」と強要する場面もあった、
と書かれたファンからのEメールも届いている。セクハラに関する投書やメールは多い。
これらの真偽は分からない。
ただし、ファンに日本一の感動を与えてくれたホークスのトップの周辺にこんな話があふれるようでは、
ファンも救われない。 (スポニチ11/12)
827 :
名無しさん@事情通:03/11/14 22:42 ID:siDrwmGk
激震ダイエーI 球団の自浄作用に期待〜もう一度、輝けるホークスに
私的な話で恐縮だが筆者のホークスに対する思い入れの訳を少し書いてみたい。
スポニチ入社は昭和51年4月。3年後にプロ野球を担当するはずだったが
その3年間が終わる直前の53年オフにライオンズ(当時クラウンライター、現西武)は所沢に去った。
その時の驚きと悲しみは今も忘れることが出来ない。
その後、福岡青年会議所のメンバーの方々と球団誘致運動にも携わった。
それだけにホークスの福岡移転が決まった時には跳び上がらんばかりに喜んだものだ。
福岡に移転したホークスはグラウンド、フロント面でもなかなか、思うようにいかなかった。
しかし、根本さん(陸夫・元球団社長、監督=故人)が入団、その根本さんが
「日本の球界の発展のために今こそ、ON対決を」と95年に王さんを監督に招へいして以来、
ホークスは素晴らしいチームへと成長していった。
その何よりの証拠が今年の阪神との死闘を演じての日本シリーズ制覇だった。
どこの家庭でもホークスの戦いぶりが話題になり、日本一の瞬間には涙を流して喜んだはずだ。
そんなホークスファンが歓喜のパレードの翌日に小久保の巨人への無償トレードという形で
地獄へとたたき落とされた。
この異常事態にホークスを誰よりも愛すると自負する者としてペンを執らざるを得なかったのだ。
この連載の趣旨は高塚球団社長ら球団など福岡事業トップの追放ではない。
愛するわがホークスがもう一度、輝けるホークスに戻って欲しいー。その思いだけである。
過去、91年オフのドラフト疑惑の時も同様の球団批判キャンペーンを張った。
ホークスはその都度、自浄作用が働き、マイナスに向いたベクトルをプラスの方向へと修正して来た。
今回で連載はひとまずピリオドを打つ。
過去、何度となく働いた球団の"自浄作用"に今は期待するしかない。
10月27日。ファンを感動の極致へと導いたホークス。そのカジ取りを誤っては二度と歓喜の瞬間は訪れまい。
最後に今回の連載にあたり、取材に協力して頂いた方々、また、多くのメールを寄せて頂いた読者、
ファンの方々、激励の手紙を頂いた方々に感謝するとともにお礼申し上げます。(スポニチ11/13)
828 :
名無しさん@事情通:03/11/14 22:53 ID:WydUJYYb
ほぼ二軍とはいえ台湾にレイープされんなよ
829 :
名無しさん@事情通:03/11/14 23:59 ID:TOiVMRjG
マンボ高塚
830 :
名無しさん@事情通:03/11/15 01:40 ID:43bI2XFw
ホークスは二軍と一軍の差が激しいから
主力がちょっと減るとこんなもん
さ来年あたりの姿だろうな
831 :
名無しさん@事情通:03/11/15 01:43 ID:sgVG0smY
松中
は
来年、」膝が悪化したら
間違いなく飛ばされるな
832 :
名無しさん@事情通:03/11/15 01:52 ID:wgdfc/3E
小久保が出ていきたがったのは、
ポスティングシステムを使ってメジャーへ
何度となく球団へ交渉していた。
しかし球団は縦に首を振らず。
しかし、小久保がけがをしてメジャーにすぐいけない状況になり
ホークスは優勝した。高塚チャーーーーンス!
「キミはずっと出たがっていたよね。だから出してあげるよ
でも、メジャーは無理だよね、そりゃそうだよね。
じゃあ行き先は巨人でいいよね。
君にとって最高の環境を選んであげたよ」
・・・自ら出たいと言っていた手前、小久保は断る事出来ず
巨人トレードにうなづくしかない。
そして中内オーナー「出たいというから巨人に行かしてやったのに・・」
事実を並べると確か希望を叶え、出した形になるが
この状況では小久保に感謝の気持ちは生まれない
小久保は記者会見以後、どのインタビューでも
感謝の言葉をいろいろな人の名前をあげて言っているが
希望を叶えたはずのオーナーと社長に対する感謝の言葉は
まだ一言も出していない。
小久保は無理を通さない人間。
怪我をした自分の身をわきまえて、
選手や球団への償いのためにホークスで頑張るつもりだった
しかし、怪我をして球団に引け目を感じている状態で
上記の話を持ってこられた。
小久保は断れない。
833 :
名無しさん@事情通:03/11/15 01:59 ID:iV9x1mOY
試合終了後、ベンチ前でラマン従えておおはしゃぎな高塚の画像キボンヌ。
834 :
名無しさん@事情通:03/11/15 02:08 ID:xTQYferF
835 :
しずかちゃん:03/11/15 05:35 ID:IkRbDEeG
つまり球団、そして金・moneyで解決しようとする
巨人が全部悪いってことでしょう。絶対あれは、球団の
財政難を理由に止めさせたって感じですよね。
王監督もさぞかし無念だろうに・・・・・
836 :
名無しさん@事情通:03/11/15 05:43 ID:zRYVKBPu
なんでそうなるの>しずかちゃん。
球団だって企業なんだからカネが第一よ。べつに悪じゃない。
今回は小久保の見返りに一銭もホークスに入ってこないことが問題。
球団オーナーとしての職務を間違った中内Jrこそ糾弾されるべき。
837 :
しずかちゃん:03/11/15 05:58 ID:IkRbDEeG
悪いですよー
でも確かに罰するべきですよね
職務をミステークした人は
838 :
名無しさん@事情通:03/11/15 06:14 ID:Wfr0PTAt
そうだよー>しずかちゃん
球団は企業の利益が第一
問題は球団社長が自分のやった不始末の責任を
オーナーとか小久保とか佐藤とか謎の球団職員に撒き散らしているのが問題
やった奴は潔く責任とってビールの売り子に降格しろ!
839 :
名無しさん@事情通:03/11/15 06:40 ID:43bI2XFw
840 :
名無しさん@事情通:03/11/15 09:19 ID:xBSJCBS6
高塚って、そんなに品性下劣な奴だったのか・・
セクハラの実態告発きぼんぬ
841 :
名無しさん@事情通:03/11/15 09:34 ID:43bI2XFw
>>840 728 名前:代打名無し 投稿日:03/11/14 20:34 ID:66XaDEdB
社内でも、高塚社長の批判は絶えることがありません。
社長が言ったことは絶対で、反論すると左遷されることがあるし、重要なポストから平気で外す。
自分の秘書も社内で可愛い娘を探して、契約社員から突然社員に昇格させた。秘書の娘も、周囲から孤立してかわいそうだった。
セクハラも有名な話。
高塚さんが社長になってから、大勢の前で胸をわしづかみにされた女性社員は、上司から「我慢してくれ」と言われて退職していった。盛岡ではもっとひどかった。
部長クラスの人もみんな同じ、仕事で実績を上げるよりも、盛岡から戻る社長を何回空港へ迎えに行ったかが評価される。だから社員も、お客様よりも、社長のほうを向いて仕事している。
現本部長は、完全にそう。ゴマすり上手が世にはばかる、仕事が出来るけど、高塚さんと会わない人は飛ばされる。社員の誰に聞いても、現本部長が仕事が出来ると言う人はいないハズ。
小久保も同じだった。
高塚さんの非常識ぶりに対して、選手会として改善要求をしていた。試合中に選手にサインを強要したり、
試合開始直前のベンチに自分の知人を入れて、選手と写真を取らせたり、球団を私物化していた。
選手たちは、史上最低のフロントと評価していた。監督とオーナーの人望と根元さんの作ったスタッフたちが、その不満を何とか抑え込んでいた。
高塚さんは、小久保が邪魔だったんだ。自分の言うとおりにならない人は、飛ばしてきた。だから今回も小久保を飛ばしたんだと思う。
社長と社長派の人がフロントから前面退団しないと、
チームがバラバラになる。優勝旅行に同行する社員も、社長にゴマすった人たちばかり、現場で汗をかいて働いている球団職員は招かれていない。
842 :
名無しさん@事情通:03/11/15 13:18 ID:ojWhhrR+
age
843 :
名無しさん@事情通:03/11/15 13:26 ID:tQT6ujWD
バカ丸出しの選手会だ
844 :
名無しさん@事情通:03/11/15 13:35 ID:9s1KKkwK
オレは行ったこと無いし楽しみにしてたのに松中に強制されました ガッカリ
845 :
名無しさん@事情通:03/11/15 13:39 ID:LwIfnS2l
>>844 え?V旅行いくことになったはずだけど?
きみだけ留守番って事じゃない?
ダイエーファンってのはなんでこう選手を美化したがるのかね。
フロントにも問題はあるが、選手がやってることだってかなりみっともない。
847 :
名無しさん@事情通:03/11/15 19:40 ID:43bI2XFw
ID:8spxv90iさんこんばんは
848 :
名無しさん@事情通:03/11/15 20:11 ID:nQoEMqfX
>846
みっともないことができるのも男の美学とは思わんのかね?
こんなフロントに対してスルーするのが紳士という訳でもないかろう。
849 :
名無しさん@事情通:03/11/15 20:22 ID:OLAEJrWw
とても思えません
「男の美学」?? 頭に虫でも虫でも涌いてんじゃねぇの?
野球やってる時はものスゴイ選手でも、シーズンが終ったらこのゴタゴタ。
ダイエーの選手は特に毎年みっともない。
金の亡者とか守銭奴とかそういう言葉しか浮かんでこないよ。
851 :
名無しさん@事情通:03/11/15 21:00 ID:r9Ilp8Yh
>>850 高塚ら現フロント陣の不手際がおおすぎるよ。
根本時代はこういうことなかったんだから
852 :
名無しさん@事情通:03/11/15 21:11 ID:43bI2XFw
選手が騒ごうと、社員が騒ごうと
球団内の不始末は社長の責任!
社長の無能さ、さらけ出しまくり
松中!もっと騒げ!
853 :
名無しさん@事情通:03/11/15 22:06 ID:yEZnsqql
小久保騒動以来、事あるごとに、鷹の地元応援団「鷹羽連合」はあろう事か、松中の球団批判に対して心無い野次を飛ばしたとの記事を目にし愕然としたものである。鷹選手を応援するのが応援団であり、鷹フロントから
金を貰ってタダで台湾まで遠征旅行した挙句、選手に心無い野次を飛ばす。鷹羽連合はもはや応援団ではなく、高塚、フロント陣とつるんだ暴力団組織であることが露呈したわけである。あのような塵が鷹の応援団を名乗るとは正直情けない限り。
854 :
名無しさん@事情通:03/11/15 23:05 ID:YagC6AgY
>850 「金の亡者とか守銭奴」
才能と努力で多くの人間を魅了してるんだ。高いギャラは当然だろ。
なにも他人を騙して巻き上げてる訳じゃなし。
経営者側はギャラを抑えたいならサラリーキャップ制でもすればいいんだ。
そもそも小久保トレードに関してはギャラに関係ない一般のファンにとっても
不可解だろ。
855 :
名無しさん@事情通:03/11/15 23:07 ID:IlMD+cp/
鷹羽連合と高塚の蜜月関係は有名だろ。
別に鷹羽連合が悪いとは思わないよ。
言うこと聞いてれば交通費もチケットも
くれるんだからいい考えじゃん。
856 :
名無しさん@事情通:03/11/15 23:30 ID:YagC6AgY
他の球団のオーナーは何やってんだ???
こんなトレードがまかり通ったら、プロ野球の人気低下は一層激しくなるぞ。
モノ言うオーナーがナベツネひとりとは情けない。
普段から吠えればホークスから貢ぎ物が来るかもしれんのに....。
857 :
名無しさん@事情通:03/11/15 23:30 ID:43bI2XFw
>>855 うん、でも選手に野次飛ばして高塚応援するのは
ホークス応援団じゃないからな
ホークスの応援団の名前降ろして
高塚応援団としておくれ
858 :
名無しさん@事情通:03/11/15 23:53 ID:sOZCWeh2
契約がこじれるのはどこの球団にでもある
メジャーにだって高年俸になった選手は放出しまくる球団もある
問題は高シュレットが選手に対して難癖未満の発言や
工藤騒動の学習経験がないこと。出す金を出さない
(例えば去年西武戦で活躍した選手は特別査定をすると言ってしなかった等)こと
そして何と言っても小久保トレードの当日、雲隠れしたこと。これじゃ何言われても当たり前だ
ついでに親しい週刊誌記者に事情を説明したみたいだが
それって工藤のときと同じ戦術。選手やファンを馬鹿にするな、高シュレット
859 :
名無しさん@事情通:03/11/15 23:59 ID:AchaFsRM
>>856 あと、他球団の選手会はどう考えてるのかなあ…って、思ってしまう。
860 :
名無しさん@事情通:03/11/16 00:01 ID:JIqO2PPN
>>856 他球団のオーナーじゃどこも相手にされないよ。
激震ダイエーB 無償トレードはG渡辺オーナーへの"返礼"
小久保の今回の巨人への「無償トレード」をいぶかる声は多い。
「財政難の球団がなぜ?」、「裏でお金が動いているのでは?」の類(たぐい)である。
いずれにしても契約書を見ない限り真相は分からない。過去、両球団が「無償トレード」の発表をしながら、
その実「金銭トレード」だったことはプロ野球の世界では何度もあったこと。真相は"藪(やぶ)の中"である。
唯一「無償」の根拠となるのが巨人の"ナベツネ"こと、渡辺恒雄オーナーへのダイエー・中内正オーナーの"返礼"である。
ダイエー本社の経営悪化が抜き差しならない状態となった昨年のことだ。
1月の自主トレ中に起きた球団の身売り騒動が収束したのもつかの間。
2月18日に中内オーナーに対して、高木邦夫・ダイエー本社社長は創業者一族の経営責任を迫る形で
同オーナーの保有する40%の球団株の無償提供とオーナー職辞任を要求し、中内オーナーはこれを拒否した。
結局、4日後の22日、高塚猛オーナー代行兼球団社長が都内のダイエー本社で高木邦夫社長らと会談を行い
「中内続投」の決着を見た。高塚球団社長は会談後、福岡へ戻り夜9時から行われた記者会見で
自らの"交渉の結果"を報告した。
だが、この日、「中内続投」を決定付ける大きな"事件"が同じ東京都内で起きていた。
中内オーナーの頑(かたくな)な態度にごうを煮やした本社サイドが中内オーナーから高木社長への「オーナー変更届」を
コミッショナー事務局へ提出しようとしたのだ。
これに対し、コミッショナー事務局は「巨人の渡辺オーナーの所へ行くように」と門前払い。
当時、中内オーナーの球団に対する経営努力を評価していた渡辺オーナーがダイエー本社サイドの「オーナー変更」を一蹴したのだった。
今年も球団売却問題に関しての渡辺オーナーの"アシスト"には目を見張るものがあった。
「無償トレード」が真実とすれば理由はこの一点しか考えられない。(スポニチ11/6)
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確定。プロ野球ニュースで言ってた
小久保が出ていきたがったのは、
ポスティングシステムを使ってメジャーへ
何度となく球団へ交渉していた。
しかし球団は縦に首を振らず。
しかし、小久保がけがをしてメジャーにすぐいけない状況になり
ホークスは優勝した。高塚チャーーーーンス!
「キミはずっと出たがっていたよね。だから出してあげるよ
でも、メジャーは無理だよね、そりゃそうだよね。
じゃあ行き先は巨人でいいよね。
君にとって最高の環境を選んであげたよ」
・・・自ら出たいと言っていた手前、小久保は断る事出来ず
巨人トレードにうなづくしかない。
そして中内オーナー「出たいというから巨人に行かしてやったのに・・」
事実を並べると確か希望を叶え、出した形になるが
この状況では小久保に感謝の気持ちは生まれない
小久保は記者会見以後、どのインタビューでも
感謝の言葉をいろいろな人の名前をあげて言っているが
希望を叶えたはずのオーナーと社長に対する感謝の言葉は
まだ一言も出していない。
小久保は無理を通さない人間。
怪我をした自分の身をわきまえて、
選手や球団への償いのためにホークスで頑張るつもりだった
しかし、怪我をして球団に引け目を感じている状態で
上記の話を持ってこられた。
小久保は断れない。
863 :
名無しさん@事情通:03/11/16 10:05 ID:Td5RyA5O
諸悪の根源は「高塚」ってことで、ファイナルアンサー?
正直、阪神に日本一とってほしかった。
865 :
名無しさん@事情通: