【ＴＶ】人気アニメ「攻殻機動隊」を日テレが放送

日本の作品でありながら、国内よりも米国で大ヒットした
アニメ映画「攻殻機動隊」（９７年）の新作テレビシリーズ
「攻殻機動隊　ＳＴＡＮＤ　ＡＬＯＮＥ　ＣＯＭＰＬＥＸ」が、
来年１月から日テレ系で放送されることが３１日、分かった。

「攻殻機動隊」は、ネット社会で起こるサイバー・テロに立ち向かう
警察特捜部隊を描く近未来アクション。士郎正宗さんの漫画が原作で、
９７年に押井守監督によってアニメ映画化された。米国ではビデオ、
ＤＶＤ、ＬＤの総売り上げが日本の１０倍の１００万本を超える大ヒット。
ジャパニメーションの代表作として、「マトリックス」の
監督・ウォシャウスキー兄弟、「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ監督、
「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督ら映画人のファンも多い。

新テレビシリーズは製作３年、テレビでは破格の総額８億円が投入された。
ストーリーは士郎さんの書き下ろしがベース、全編ハイビジョンのフルデジタル映像。
１０月１日から「スカイパーフェクＴＶ！」の有料チャンネルで放送されているが、
地上波での放送は初。放送は深夜帯になる見込みだが、日テレでは
「『エヴァンゲリオン』がマニアから一般に広がったように、ブームになれば」。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/oct/o20031031_30.htm