阪神チケット品切れ状態、10倍の値も 巨人戦は余りも
阪神戦の入場券は、いまや「プラチナチケット」だ。
インターネットのオークションでは、「優勝決定戦」と銘打たれた、
8月末から9月初めの入場券が特に人気が高い。10倍の値が付いた
ものもある。都内の金券ショップでは品切れが続く。
「優勝の瞬間をライブで!」「狂喜乱舞」。ネットオークションの
大手「ヤフーオークション」の画面には今、こうした文字が躍る。
特に人気が高いのが8月26日からの対巨人3連戦。甲子園球場の
1塁側アルプス席1枚2500円の券2枚に、8日午後9時の時点で
5万7000円の値が付いた。3戦目の8月28日が「18年ぶりの
優勝Xデー」という情報も、まことしやかに流れている。
人気は首都圏にも飛び火している。
東京・新橋の金券ショップでは、阪神戦は品切れ状態。
大量に並べられた巨人戦とは対照的だ。
店員の1人は「今年の阪神の人気は異常」と驚く。
「持ち込み自体が少ないし、入ってきてもすぐ売れる。
東京ドームでの巨人戦でも、阪神側の応援席を求める人が多いほどですよ」
新宿の金券ショップには、少数ながら神宮での対ヤクルト戦の入場券があった。
定価1900円の外野指定席が2枚で2万円。ほぼ同じ位置の入場券が、
巨人だと1万〜1万4000円だった。 (07/08)
http://www.asahi.com/tigers/news/TKY200307080324.html