新生PRIDEの高田延彦統括本部長が21日、8月のヘビー級ワンマッチで
吉田秀彦VSノゲイラ兄戦の可能性を示唆した。
高田氏はノゲイラ兄の復帰戦を「早ければ8月だろう」と明かした。
吉田の「PRIDE・26」(6月8日、横浜アリーナ)参戦について「なんとも言えない。微妙な状況」
と語るにとどめたが「(8月出場なら)周囲が望むトップファイター4〜5人が相手候補になる」と、
ヒョードル、サップ、ミルコ、ノゲイラ兄の存在を暗示した。
高田氏はヒョードルについて「藤田が“26”で勝てば年内にタイトル戦もある」とし、
右目に重傷を負ったサップの復帰時期は未定。K―1ワールドGPに照準を合わせるミルコよりも、
吉田戦を熱望するノゲイラ兄が現時点で吉田の対戦相手に浮上した。
吉田道場側は「次戦は夏をめどにオファーがあれば考えたいが、ノゲイラはかみ合うかどうか」
と難色を示したが「ファンにとって面白い相手と戦いたい」と表明。ノゲイラ兄戦の実現は流動的だが、
“高田構想”をたたき台に6〜8月のPRIDE戦線が盛り上がりそうだ。
記事の引用元:
http://www.daily.co.jp/ring/2003/04/22/079488.shtml