国際パラリンピック委員会(IPC)は2日、
来年のアテネ・パラリンピックで知的障害者の競技を実施しないと発表した。
シドニー大会では健常者が優勝して問題に。 出場資格を明確にする手続きを確立できなかったためとしている。
発表によると、IPCは国際知的障害者スポーツ連盟に対し、明確な出場資格を制定するよう要請し、
同連盟も昨年10月に了承した。
しかし、1月末の期限までに、IPCの方針に沿った資格制度と異議申し立ての手続きの制定には至らなかった。
IPCは
「このような条件ではアテネ大会で知的障害者の競技を公平に行うことはできず、偽装出場の可能性が残る」と説明。
依頼あり
引用元
http://chuspo.chunichi.co.jp/00/detail/20030203/fls_____detail__066.shtml