ロックバンド、ハウンド・ドッグの大友康平(46)が23日までに、米大リーグ、ヤンキース入団
が決まった松井秀喜外野手(28)の応援歌制作の意向を明らかにした。本紙インタビューに答えた
もので、大友は松井の“兄貴分”で、これまでに打席入場曲などを提供している。応援歌には「強敵
に立ち向かえ」というエールが込められそうだ。
ハウンド・ドッグは7日にR&Cジャパン移籍第1弾アルバム「Big Dipper」を発売し、
来年明け早々に全国ツアーを開始する。これらについて本紙の取材に応じた大友は「今はツアーに専念
しますけどね」と前置きしながらも「いずれは…考えてはいますよ」と、弟分・松井へのメッセージソ
ングを作る意向を明らかにした。
大友は、松井が出演したCMでイメージソングを手がけたことから、数年来の親交がある。これまで
も、大友は松井の打席入場曲「バイ・マイセルフ」を提供している。昨年オフ、大友は松井と「3冠王
を取ったら歌を作る」と約束していたが、今季、惜しくも首位打者を逃がし2冠。大友は「2冠で終わ
りましたから、この話も終わりました」と語っていた。
しかし、事態は急転。松井は夢だったヤンキース入りを実現し、来季は新天地で新たな戦いに挑む。
大友は「(3冠王の約束とは)別の意味で応援歌などを考えてます」と語り、松井のチャレンジ精神を
応援するつもりだ。もともと大友は「人間は、一生、何事でもチャレンジを続けていくもの」というの
が持論。それだけに、さらに大きな世界で自身の力を試す松井には感服。「夢だったヤンキースに決ま
ったことには、素直におめでとうと言いたい。強敵に立ち向かってほしい」と語った。
ゴジラの愛称を持つ松井は、シリーズ最新作で公開中の「ゴジラ×メカゴジラ」に本人役で出演。
その関係もあり、同映画を製作した東宝が「ゴジラ」のテーマ曲の提供などの意向を示している。大
友の応援歌も「ゴジラ」とともに、松井にとって強力な後方支援になりそうだ。
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