トム、強し!! トム・クルーズ主演、スティーブン・スピルバーグ監督の話題の正月映画
「マイノリティ・リポート」が7日、全国約500スクリーンで公開された。各地で大入り
の盛況ぶりを見せ、大阪・北区のナビオTOHOプレックスでも満席が続出。興行収入10
0億円に向けて好スタートを切った。
先月23日にリニューアルしたばかりのナビオTOHOプレックスでは、午前10時45分
の初回上映から高校生や大学生らを中心とした観客が殺到。午後からは女性グループやカッ
プル客も詰めかけ、座席指定制の2スクリーンで上映したにもかかわらず、満席が続出した
。「初回だけは最前列の端のほうに若干空席がありましたが、午後からは満席続きです」と
劇場側もうれしい悲鳴を上げていた。
「マイノリティ−」は、スピルバーグ監督とトム・クルーズ、ハリウッドのヒットメーカー
2人が初めてタッグを組んだ話題作。約50年後のハイテク管理社会を舞台に、殺人を犯すと
予言された刑事が自身の潔白を証明するため、真相を暴くSFミステリー大作。
この盛況ぶりに配給の20世紀フォックスでは「“ハリー・ポッター”とは違う、予想通り
の客層が見にきてくれている。興収100億円も十分見えてきました」と、好発進に自信たっ
ぷり。
このほか、クリント・イーストウッド監督・主演の「ブラッド・ワーク」も公開。また、
「K−19」(14日公開)の先行オールナイトも行われた。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200212/gt2002120806.html