瀬戸内舞台に「シベリア超特急3」
瀬戸内海を舞台にしたミステリー映画「シベリア超特急3」が全国上映
(来年一月二日)に先駆け、十一月十六日から、ロケ地の高松で先行上映されることになった。
監督・脚本・主演を務めた映画評論家の水野晴郎さん(七一)が十六日、
高松市中野町の四国新聞社を訪問し、映画の完成報告と同時に上映日程を明らかにした。
同映画は、水野さんがライフワークとして取り組んでいる映画製作の一環でシリーズ三作目。
今回は、県が進める香川フィルムコミッション事業として、サンポート高松などで県内ロケも行っている。
水野さんは映画の出来栄えについて、「編集に十分な時間をかけ、
瀬戸内海の美しさを盛り込んだつもり。物語もどんでん返しが二度あるなど、
スリルとサスペンスに満ちている」と自己分析、「最後の最後まで気を抜かないで見てほしい」とPRした。
上映は、高松市亀井町のホールソレイユで。十六、十七日の両日、「水野さんと映画を楽しむ集い」があり、
出演者の舞台あいさつ・映画上映のほか、トークショーやお楽しみ抽選会も予定している。
十六日は午後五時三十分、十七日は午前九時四十五分開演。入場料二千五百円。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200210/20021016000308.htm