ヤングテレホンでは相談を受けると、掲示板の管理人への書き込み削除依頼やメールの
受信拒否設定などのアドバイスを送るという。しかし多くの場合、ネットの匿名性が障害となり、
根本的な解決の第一歩となるべき「加害者側の特定」が難しいのが現状だ。
そこで少年育成課は、悪質な「ネットいじめ」と判断した場合には、ハイテク犯罪対策総合センターに
連絡し加害者を特定するなどして「事件化することも含めて対応したい」とする一方、被害を
受けている子供たちに「一人で解決しようとせず助けを求めてほしい」と呼びかけている。