OZWorldにようこそ!! 51匹目

このエントリーをはてなブックマークに追加
93ネトゲ廃人@名無し
 警視庁の電話相談窓口「ヤングテレホンコーナー」に寄せられる「ネットいじめ」の相談が、
増加傾向にある。インターネットのサイトに個人が特定されるような書き込みで誹謗中傷を
受けたり、悪口が書かれた電子メールが送られたり…。「パソコンと携帯電話の普及とともに、
いじめの形態も変わっている」。警視庁は悪質なものは事件化も考えるとしている。

 ヤングテレホンでは臨床心理士や警察官ら職員8人が人間関係や犯罪被害などの相談を
匿名で受け付けている。例年、約6000件の相談が寄せられ、いじめに関する相談は130件
前後。昨年は214件と増加し、今年は9月末までで104件となっている。

 いじめ相談のうち「近年、目立っている」(警視庁少年育成課幹部)のが、ネットの書き込みや
メールでの誹謗中傷など「ネットいじめ」についての相談。記録が残っている過去3年だけでも
平成16年35件、昨年41件、今年は9月末時点で36件と増加している。大半が中高生ら
未成年からだ。

 ある女子中学生は、部活動のポジション争いに絡み、ネットの掲示板に逆恨みされたような
悪口が学校名、本名とともに書き込まれ、不登校になった。男子中学生の場合は、いじめを
受けて不登校になった後も「死ね」「もう学校に来るな」などという発信者の分からないメールが
送られ続け悩んでいるという。

 ネット環境と子供の育成についての研究などを行っている任意団体「ネット社会と子どもたち
協議会」の富田好明さんは、「ネットいじめ」について「相手の表情や苦しんでいる様子が
分からない分、表現が過激で暴力的になる傾向がある」と指摘。さらに「メールなどを使って
申し合わせることで、一晩で仲間はずれにできてしまう。被害者を生み出しやすい環境にある」
と話す。