まぁゲーム肯定推奨派の記事を貼っておくよ。
第1回 テレビゲームと社会的ひきこもりの関係/斎藤 環
http://research.cesa.or.jp/interview/saito01.html テレビゲームをやるとひきこもりになる?
――室内で行う遊戯の代表がテレビゲームだと思うのですが、ひきこもりとの関係についてはどう思われますか。
「テレビゲームをやるとひきこもりになる」というような意見を耳にすることもあります。
斎藤:: テレビゲームに全く悪影響がないと言い切るだけの根拠もないし、
ゲームが悪さをしているという根拠も存在しない状況でそういうことを言うのは、
明らかに印象論にすぎないわけですね。
しかし少なくとも、私はテレビゲームがひきこもりを誘発しているケースに遭遇したことはありません。
テレビゲームに熱中した結果、ひきこもるというケースは"ほぼない"と言っていいと思います。
そもそも、テレビゲームをしている人の数が少ないのです。
私の臨床経験では、時々やるという人がせいぜい1割くらいです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
しかも、家族に遠慮しているのか、新しいゲームソフトを買わずに、同じソフトを何度も、
いろいろなルートでクリアするなど、暇つぶしのために、仕方なくテレビゲームをしている人も意外に多いです。
唯一の例外はネットゲームです。わずかではありますが、困ったケースが数件あります。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ひきこもりを誘発するというわけではなく、ネットゲームをすることで、
よりディープにひきこもることが"稀にある"ということです。
しかし、ネットゲーム依存というのは、テレビゲーム自体というよりも、チャット依存などと同じく、
回線の向こうに相手がいることによる依存なので、"つながることへの欲求"が強いのです。
私は1日5時間までにすべきと言っていますが、こうした制限時間を設ければ、
ある程度は依存傾向へのくさびを打つことができるのではないでしょうか。 (つづく)