>>774 ネトゲ批判派だけど、たしかに企業が故意に中毒性を追求することを=俗悪とはおもう。
だが、俗悪だから姿勢を正せ、というのはちょっと酷だ。 というより期待できない。
まず、よく言われる、ネトゲ廃人を故意に生み出すゲームデザインは企業自体にメリットがないからありえない論。
デメリットは多いが、メリットもある。
依存性を高めるデメリット:
単位時間(または単位課金)あたりのサーバ負担を高くする
コンテンツの寿命が縮む
評判を落とす
依存性の高さはライトプレイヤー層のニーズに答えない
依存性を高めるメリット:
課金引き留めのめにコンテンツの質で勝負する負担が軽減
依存性をプレイ延べ時間に直結させることで他のライバル娯楽をプレイする余裕がなくなり囲い込み効果がある
依存性を高めなければ、他の、より依存性が高い娯楽に客を奪われる
依存性そのものがライトプレーヤー以外の層のニーズとして求められている
どのプレイヤー層か定まっていない新規プレイヤー層をより確実に取り込む
依存性を高めることに多くのメリットがあり、合法であり、利益に直結し、ライバル企業が存在する以上、
企業は単なる善意のみで依存性という要素の放棄など しない・できない はずだ。
せいぜいはめておいて救済も行うパチ業界・消費者金融業界のような姿勢でせいいっぱいだろう。
企業が俗悪(な面をもつ)のは、現在のところ、企業の変えようがない性質そのものであり、
それを正そうとするのは真に容易ではない。(政治の分野だろう。)
それより、そういった姿を理解し、うまく付き合うのが良いのではないか。
まだ世間知らずの子ども達がそれを知る由もない限り、親が守ってやらねばならないのだろうが、
多くの親が、頼りない。
企業が、そこにつけいることを、企業自身で抑えることは難しい。