『MapleStory』で詐欺事件発生。容疑者、不正アクセス禁止法ではなく詐欺の疑いで逮捕
ネットワークRPG『MapleStory』で使われるポイントアイテムをゲーム内通貨で購入すると約束をし
ポイントアイテムだけを騙し取ったとして、警視庁は9月21日、詐欺の疑いで、
山形県出身で住所不定、無職赤城和巳容疑者(21)を逮捕した。
上記ポイントアイテムとはWebMoneyを利用して購入するものであり、
500ポイントを\500で購入出来るため、事実上現金と等価であるとの判断から今回の逮捕に踏み切った。
容疑者は
「このゲームでは騙される馬鹿が後を絶たない。
ただのデータなら騙し取っても罪にならないだろうと思っていた」と話し、また
「たったの\1000程度なら裁判費用のほうが多いから大丈夫だと思っていた」とも話しているという。
同容疑者は似たような手口で頻繁に詐欺をはたらいていたとの情報もあり、警視庁では余罪を追及する方針。
なお今件では、容疑者が他ユーザーのアカウントをハッキングしたというわけではないので、不正アクセス禁止法は適用されていない。