この韓国式ビジネスモデルでは、プレイヤーよりも投資家が重視される。
ゲーム会社は投資家から資金を引き出すために、
短期間で多くの会員を確保する方法をとる。
長期間の無料β、複数国ローカライズはそのためだ。
そして、短い製品サイクルで新製品を投入し、
新規会員の発掘に力を注ぐ。
無料βを渡り歩く層は絶好のカモだ。
ゲームの質や深みは2の次で、
なるべく多くのプレイヤーを獲得と早期開発のために
グラフィックは総じて2次元または見下ろし3D。
アニメ調、萌え狙いの図柄で目を引く。
クライアントはバグだらけ、鯖は総じて不安定でバグ取りはおろそかな
くせに季節イベントは熱心。
それもこれも新規会員を増やすためだ。
そして、有料化となると月会費が(質に比べて)妙に高い。
なぜなら、PC房のソフトは過当競争の結果、
3-4ヶ月で入れかえられてしまうから、長期課金を狙うビジネスモデルではないのだ。