俺もこのゲームについては色々と不満がある。
まず、寿命という時間制限があるこのゲームにおいて、定期的に食事を取らないといけない
スタミナシステムを採用したのは間違いだったと思うわ。
「自我の芽生え」や「老年性認知症」もあって、自由に行動出来る時間が多くない中、行動がさらに制約される。
大抵の人間は毎日の食事の為に労働をして生き永らえるだけで精一杯。壮大な世界を満喫出来るのは一部のチートキャラだけ。
普通に攻略していても感情システムの「嫉妬」で、そういったキャラに対して不快感を覚える事が少なくないし、
普通にクエストをこなしていても、少しでも気を抜くと病気や事故等のネガティブイベントで理不尽にパラメータを下げられる。それも大幅に。
他にも不満点はある。
せっかく自分のキャラステータスを超細部まで引き継げる素晴らしい遺伝システムを採用しているのに
肝心の「意識」は引き継げ無いから、操作出来るのは結局自分の初期キャラクターのみとか、開発陣は何考えてんだ。
そして一番の問題点はデータをセーブ・ロード出来ないこと。癖のあるゲームなので初見での高ランククリアはほぼ不可能だし、
上手くステ上げ出来なかったからやめようと思っても、電源を切る際には殆んどの場合で苦痛を伴う。
初期パラメータが難易度とゲーム全体の評価に比例する原因でもあるね。
開発陣は奇を衒ったのかもしれないけど、まるで逆効果だよ。
まあ、日常生活にも多少は楽しめる部分があるから、個人的には糞ゲーだとまでは思わない。
俺の人生は駄ゲーくらいが妥当だろう、うん。同じ設定でまたやりたいとは思わないな。
その辺のバランスを調整した新作が出たら来世でプレイしてやってもいいけどね。
女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど?』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです』
女『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』
男『大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『ああそう車の話だった』
女『友達との約束の時間にもう間に合いそうにないわ』
男『ライト点いた?』
女『なんの?』
男『車の』
女『あっ 屋根のライトついた』
男『屋根?』
女『聞こえなかった?』
男「・・・いや、聞こえたけど』
女『じゃどうして聞き返すの?』
男『・・・ごめん』
女『ごめんじゃないわよ。急いでいるのに』
男『えっと、屋根って室内灯のこと?』
女『ちょっと待って、友達に電話するから』
男『あ、うん、OK』
女『もしもし、あ、あたし。車壊れちゃってさぁ』
- 10分後 -
女『うん、そういうわけだから、じゃまた掛けるねー』
男『終わった?』
女『なにが?』
男『・・・いや、いいや。で、室内灯はつ・・・』
女『ちょっと待って、いいやってなに?』
男『は?」
女『あのね、確かに私はあなたに助けてもらっているかもしれないよ』
男『いや、大したことじゃないし・・・』
女『でもね、困っている人を助けるのってフツーじゃない?』
男『・・・』
女『助けてやってるみたいな感じで、いやいいとか馬鹿にしてるの?』
男『・・・ごめん』
女『もういいよ、で?』
男『え?』
女『えじゃないでしょ、早くしてよ、どうすればいいの?』
男『あ、えっと室内灯はついたんだよね?』
女『室内灯?』
男『あ、その、屋根のね』
女『室内灯って何?』
男『あ、いや、その屋根のライトのことね』
女『もういい加減にしてくれる?』
男『えっ』
女『さっきから専門用語ばかり並べ立てて!私は車マニアじゃないの!』
男『…』
女『あんたと違って普通の人なの!なんで分かりやすいように説明しようとしないの?!』
男『ごめん』
女『やる気が無いわけ?』
男『…』
女『いいからもう、こっち来てよ!』
男『あ、いや僕はちょっとこれから』
女『早く来てよね!30分以内!』ガチャン
〜40分後〜
女『遅いじゃない!』
男『ごめん、で車は』
女『早く見て』
キュルルルルル…、キュルルルル… 男『…ガソリンが…無いみたいだね』
女『ガソリン?じゃあ入れてよ』
男『…近くにスタンドある?』
女『スタンド?』
男『死ね』
おしまい
男「もしもし、向かってる最中だけどなんか買ってくモノある?」
女「なにもないけど、コンビニでも寄るの?」
男「なんか買うモノあればついでにタバコ買おうかと思ったから」
女「寄るなら有るけど、寄らないなら・・・無い」
男「?いやいや、有るなら寄るけど無いなら自販機でじゅうぶn・・・」
女「なに?御願いって言って欲しいわけ?」
男「・・・・違うし・・・」
女「御願いしてまで買ってきて欲しくないし!タバコだけ買えばいいじゃん!!」
男「お、おいおい・・・なに怒ってんの?」
女「怒る?私は最初から寄るなら買うのあるって言ってるでしょ」
男「わかたtわかった、で・・・ナニ買えば・・」
女「もういい、上から目線とかマジ頭くる!」
男「????」
暫く後
女「アイス食いたいかってきて」
男「・・・!さっき言ってくれればコンビニ寄って買ったのに?!」