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『海賊版ソフト販売事件』徳島地裁
平成19年1月9日判決
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【概要】
海賊版ソフトを販売し、代金を他人名義の口座に振り込ませて
受け取ったとして、著作権法違反などの罪に問われた東京都板橋区
常磐台、無職、沖良平被告（３４）の判決公判

判決によると、沖被告は、０５年１０月から０６年８月にかけて、
徳島市内の男性（当時２２歳）などに対し、ジャストシステム社製の
ソフト「一太郎２００６」などを複製し、計９万９０００円で販売
するなどした。

【判決】
懲役２年、執行猶予４年、罰金５０万円、追徴金１５万２０００円

（求刑・懲役２年、罰金５０万円、追徴金１５万２０００円）

【結論】
杉村裁判官は「被告人は共犯者に誘われ、まとまった金欲しさに
犯行に及んだ。安易軽率な動機に酌量の余地はない」と指摘。

「今回の犯行で余罪を含め約４３００万円の売り上げがあり、
約１２００万円の利益を得た。著作権者の損害は多大である」とした