1 :
名も無きプリンセス:
2 :
名も無きプリンセス:02/08/13 04:03 ID:mXoDkWzE
俺は力なきナイトだった。
俺が所属したクランは、プリンセス・エルフ男・エルフ女・ウィザード女の総勢5人
毎日夜の10時から3時間くらい狩りを楽しむクランだった。
平和だった。
プリンセス:負けず嫌い。からかうと面白い。
エルフ男:行動派。クランイベントはほとんどが彼が考えてくれた。
エルフ女:寝落ちの名手。まぁ、少しおっちょこちょいか。
ウィザード女:チャット好き。クランチャットは彼女のおかげでいつも盛り上がっていた。
俺:怖がり。一人ではなにもできない臆病者。
そんなクランに新しい人が入ってきた。
職業はナイト。 俺と同じ。 性別は男。 俺と同じ。
彼は、みんなからちやほやされていた。
会ったばかりの彼にライバル心、そして嫉妬を感じた。
彼はとてもいい人に見えた。
俺たちよりも10個ほどレベルも上。
彼はみんなの憧れの存在だった。
俺は、彼を追い抜こうと思いいつもより余計にプレイするようになった。
日本人男性の勃起時平均が18cmというのは今の若い世代には該当しな
い。それは一昔前の30才代以上の年輩の人達の統計であり、今の若い
世代の数値とは大きく異なります。特に現代の子供達は性情報の氾濫で
SEXの知識があり、早々とペニスの皮を剥き、実際にオナニーを行う年齢
も早く、小学生高学年にもなると既に剥いていてオナニー(SEX)をしている
子が増えている。これは成長(性徴)期にペニスの鍛錬を重ね、その成長
の素となるアミノ酸が豊富な高タンパクの食環境にも恵まれる時代の為、
ペニスサイズが大きくなる環境が以前の比ではない。実際に小学5、6年生
の林間学校等の風呂では多くの子で陰毛が確認でき、剥けている子が年々
増えている。大きさも一昔前の日本人平均(18cm)が今の小学5、6年生
の平均的サイズなのです。中には小学生で25cm位になるものを持つ子も
増えており、巨根男子の目撃談が増えているのもこの為です。十分にSEX
が可能で、その経験のある小学生の割合が上がっています。又、今の高校
レベルでは22〜26cmが平均サイズです。合宿や修学旅行の風呂で見て
も皆、年輩の人達よりも数段立派で、話でも大体22〜26cm位で、30cm
以上の人も結構います。今の子供達は早々とペニスの皮を剥き、鍛錬と
栄養も十分の為、巨根になる子供が急増しているのです。
4 :
名も無きプリンセス:02/08/13 04:08 ID:mXoDkWzE
俺のプレイ時間は日に日に長くなっていった。
狩りに励むあまり、クラン付き合いも少なくなり俺の存在は彼に抜かれようとしていた。
彼はどうか?
彼はクランハントやチャットなどであまり経験値がたまっていない様子だった。
そしていつしか俺のレベルは40を過ぎていた。
俺は彼にレベルを聞いてみた。
「35」
勝った。俺は彼を越えていた。
何故か俺はクラン員に自分のレベルを伝えていた。
みんなの反応は予想外だった。
「へー」 「がんばってるね」
まだ強さが足りないのかと俺は思った。
憧れの存在になりたい。
このころから俺は道を誤った方向へと進んでいた。
5 :
名も無きプリンセス:02/08/13 04:10 ID:mXoDkWzE
狩り・・・狩り・・・狩り・・・。
金がたまればOE製品を買う毎日。
俺は、レベル46 ACは-43になっていた。
戦争にも行くようになった。
ボス狩りもした。
PK/DK・・・。 これはできなかった。
相変わらずクランチャットは賑やかだ。
クラン員も10人以上増えていた。
逆に、俺は挨拶もすることもなくなっていた。
そういえば、3週間会話していない。
俺は話し掛けてくれるのをひたすら待つことにした。
待てども待てども誰も話し掛けてくれない。
楽しかった昔をふと思い出した。
彼が入る前日のクランハント。
はじめてのレアゲットで騒いだ日。
俺は間違いに気づいた。
そして勇気を出して俺は言った。
「ただいま修行から帰って来ました」と・・・。
当然俺のことを知らない人からは、「誰?」と
そこでプリが言ってくれた。
「****はうちの看板ナイトだよ」
6 :
名も無きプリンセス:02/08/13 04:12 ID:mXoDkWzE
あぁ、俺はなんて遠回りをしたんだろう・・・・。
もっと早く自分に素直になればよかった。
「レベル40になったよ」
いきなりこんなこと言われたら自慢に聞こえるのは当然だ。
しかし、そんなことはもういい。
今のことを考えよう。
俺はクランの剣となりそして盾となり、毎日が充実した日々になった。
レベルも装備も低い者は、いつも俺の後ろを歩いていた。
俺を頼りにしてくれている。
嬉しかった。
しかし、そんな日々も終わりを告げようとしていた。
=課金=
クランは解散することになった。
悔いはない。
俺は求めていたロールプレイができた。
繰り返すが悔いはない。
しかし、なぜか涙が頬を伝う・・・。
画面では俺のキャラは笑っている。
しかし、モニタの前の俺は泣いている。
しかし今なら素直になれる。
笑っていたキャラは実は泣いていたんだと。
ありがとうリネージュ。
7 :
1:02/08/13 04:14 ID:mXoDkWzE
せっかくの良スレなので、続きを立てさせて頂きました。
リネージュの思い出話をどうぞ。
>1
お疲れサン。
皆の思い出を交えつつ、マターリやっていこうや(´ー`)ノ
9 :
名も無き冒険者:02/08/13 10:45 ID:EF1rzBZT
感動話がwizスレにあったので転載
128 :作文 :02/08/11 20:18 ID:+wxyfEIa
MP吸いに蟻穴いった。MP吸うときはランテレしないので歩いて
蟻さがしてた。
すると犬連れナイトが向かってくる。その後ろをGAS数匹が追っ
かけてる。たぶん、手持ちPOTが少ないか、LvAC的にキツイ状
況だったのか、一瞬迷って逃げたんだろう。しかし俺と同じ画面
に入るとナイトはすぐさま立ち止まった。
逃げてる自分をかっこ悪いと思ったのか、戦う事を決意したようだ。
俺はここは見て見ぬフリをして通り過ぎようと思ったが、ナイトは
いきなりビカビカ光りだした。その消費量から、ACがキツイ事は
容易に想像できた。俺は普段人に手は出さないが、ヒールの援
護だけする事にした。本人と犬にヒールをかけつづけたが、もと
もとMPなかった俺は犬は放置して本体援護に集中した。犬は死
に、ナイトはターゲットも慣れていない様子で上手く殴れず、苦戦
していた。俺のMPが尽きてきた頃、何故かナイトの動きがとまっ
た。そしてそいつはよせばいいのに「ありあgとう^^」
そのチャットが致命傷だったんだろう、彼はEND。
すぐさま残りのGASをかたづけてresしようと思ったが彼はリスタ
した。
シーフと思われてもGAS少し取ればよかったかと、しばらく後悔
した。
あの時のナイト、人が来たからと、逃げずに果敢に立ち向かっ
てENDした姿は勇敢だった、きっと最高のナイトになる。
俺はしばらく彼を影ながら応援するだろう。
ある夏の日の蟻穴の出来事でした。
いい話だ...