松井秀喜 2011年の展開を予想

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2名無しさん@実況は実況板で
一方、イチローの私物球団と化したマリナーズはシーズン前の下馬評通り、4月から最下位を独走。
内野安打の連発で打率は.330をマークするも、その自分勝手な打撃に対して地元ファンの憤りは最高潮に達し、イチローの解雇を要求する声が高まった。
日本の組織票でオールスターに何とか選出されるも、二流打者のイチローを相手する者は無く、哀れに思った松井がイチローにキャッチボールを申し出る仏心を見せた。
貴重な主砲を失ったエンゼルスも借金15の3位という惨めな成績で前半戦を終え、黄金時代の終焉を迎えた。

後半戦に入ってもゴジラの勢いは衰えない。
得意の夏場と言うこともあり、ホームランを量産。
8月終了時点で、.338 35本 121打点という神々しい成績をマークし、レイズの独走に貢献した。
マジック1で迎えたマリナーズ戦では、イチローを嘲笑うかのようなライトスタンドに突き刺さる松井のサヨナラグランドスラムで勝利を果たし、ロンゴリラらと共に優勝を喜び合った。

その後は若手起用に切り替えたこともあり、本塁打、打点が伸びず、三冠王獲得とはならなかったが、「チームが勝てば成績はどうでもいい」というゴジラの犠牲心を再認識することになった。
最終的に.332 38本 135打点という素晴らしい成績を残し、打点王に加え、シーズンMVP、シルバースラッガー賞、エドガー・マルティネス賞、ハンク・アーロン賞とタイトルを総なめした。

ワールドシリーズでもゴジラの勢いは止まらない。
ミスターオクトバーこと松井の4戦連続3ランでカージナルスを破り、見事2度目のWSMVPを獲得した。
試合後、プホルスは「マツイには完敗だ。彼は僕より打撃センスがあるということ。」と語り、松井を絶賛した。

シーズンオフには、1年契約の松井に対して、各球団からオファーが殺到した。
結局、「マツイは現役最強の打者だ。どうか我が軍で4番を打ってくれないか。」というスタインブレナー直々の懇願を受け、5年120Mという大型契約で名門ヤンキースへの復帰を果たしたのであった。