メジャーの大エースを語るスレ Part 13

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283名無しさん@実況は実況板で
             ERA   BABIP     FIP     ERC     DIPS    ERA+
Z・グリンキー     2.16    .313     2.33     2.39     2.49     205
F・ヘルナンデス    2.49    .289     3.09     2.72     3.22     174
J・バーランダー    3.45    .328     2.80     3.09     2.84     133
C.C・サバシア     3.37    .284     3.37     2.93     3.41     127
R・ハラデイ      2.79    .313     3.06     3.06     3.14     155

09年サイヤング賞のポイントの順に並べてみたけど、これ見たら分かるとおり、
この5人の中だとキング・フィリックスが一番の幸運な出来すぎ君であった可能性は高い。
逆に不運だったのがJ・バーランダーでBABIPがかなり高く、
実際の内容よりもERAが悪くなってしまった可能性が高い。

今年のZ・グリンキーは本当に素晴らしい内容で、
ERA+205となってるけど、この数字、HRが出にくかった時代(1921年以前)の投手を除くと、
200イニング以上投げた投手の中では何とア・リーグ歴代7番目の数字。
Comparing Greinke’s season to the AL’s 10 best seasons for starting pitchers since the Deadball Era
http://www.kansascity.com/baseball/story/1570818.html
因みにERA+200以上が出た回数は、HRが出にくかった時代を含めてもア・ナ両リーグで35回だけ。

10年前20年前の評価基準なら、フィリックスが賞を取った可能性もないとはいえない。
しかし、今の時代、BABIP、 FIP、ERC、DIPS、ERA+といったような指標があって、
それはESPN、FAN GRAPHS、Baseball Reference辺りのサイトで誰でもチェックできるし、
この指標を知ってる事が自慢にも何もならん程のポピュラーなものになってる。
グリンキーが1位票をほぼ独占出来たのを見る限りだと、そういう時代になってきたということかもね。