地元民で10年間に優勝2回の沖縄が高校野球最強県

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1名無しさん@実況は実況板で
最近10年間でベンチ入りメンバー全員が地元出身者で甲子園で複数回優勝を果たしたのは沖縄だけ(99年選抜の沖縄尚学と08年の沖縄尚学)。
沖縄尚学は99年と08年の2回優勝したが、ベンチ入りメンバー全員が地元出身者だった。
それだけでなく、ベスト4入りした01年の宜野座、08年の浦添商もベンチ入りメンバー全員が地元の沖縄出身だった。
宜野座と浦添商にいたっては、ベンチ入りメンバーだけでなく、野球部員全員が地元の沖縄出身。
特に浦添商は野球部員が100人を超える大所帯だったが、県外出身者は一人もいなかった。
さらに宜野座に関していえば、単に沖縄出身者だけというだけでなく、沖縄県北部にある宜野座村という小さな村とその周辺の地域の選手だけという典型的な県立普通校だった。
宜野座は21世紀枠での出場だったが、過去に21世紀枠で出場してベスト4まで勝ち進んだのは、これも沖縄だけ。
しかも、優勝2回の沖縄尚学、ベスト4の宜野座、浦添商の監督も地元沖縄出身。
これだけ地元の人材だけで甲子園で実績を挙げているのは、沖縄だけしかない。
ついでにいうと、06年に春夏連続甲子園に出場した八重山商工は、沖縄本島から400キロ以上も離れた石垣島にあるチームだが、ここもチーム全員が地元の石垣島の選手だけだった。
石垣島には八重山、八重山農林、八重山商工の3校しか高校がなく、沖縄本島や本土に行く遠征費もかなりの負担となるが、それを克服して見事、甲子園出場。
甲子園に出場しただけでなく、春1勝、夏2勝と「外海離島」の高校としては甲子園史上初めて勝利を収めた。
本土から遠く離れた沖縄のチームは八重山商工に限らず、本土の甲子園常連校のように頻繁に強豪校と練習試合を組めないというハンディがある。
そういった地理的ハンディ、膨大な遠征費用負担という経済的ハンディを考えれば、ここ最近の沖縄の活躍は驚異的であり、見事というほかない。
2名無しさん@実況は実況板で:2009/01/20(火) 12:08:12 ID:at85fPvZ
<1999年〜2008年の甲子園大会、10年間の全国勝率トップ5>

1位 沖縄  28勝14敗 .667 優勝2回  
2位 神奈川 41勝21敗 .661 優勝2回  
3位 和歌山 32勝17敗 .653 優勝1回  
4位 静岡  24勝14敗 .640 優勝1回  
5位 愛媛  30勝18敗 .625 優勝1回

<1999年〜2008年の選抜大会、10年間の全国勝率トップ5>

1位 沖縄  16勝 4敗 .800 優勝2回  
2位 神奈川 20勝10敗 .667 優勝2回  
3位 静岡   7勝 4敗 .636 優勝1回  
4位 広島  12勝 7敗 .632 優勝1回  
5位 山形   5勝 3敗 .625 優勝0回
3名無しさん@実況は実況板で:2009/01/21(水) 11:21:12 ID:sg3/0L16
PL学園を何度も全国制覇に導いた中村順司監督が招待試合などで何度か沖縄に来たことがあり、その際、沖縄の選手たちの身体能力の高さに驚いていたというエピソードが雑誌に紹介されていた。
中村監督だけでなく、元関西の監督で、後に沖縄尚学でも監督を務めた角田篤敏監督も「沖縄の選手は地肩が強く、足の速い子が多い」と舌を巻いていた。
80年代にはその他にも全国各地から招待試合や親善試合で強豪校が沖縄に来て試合をしていて、当時から本土の監督たちは皆、異口同音に「沖縄は近い将来、全国屈指の強豪県になる」と断言していたが、
その監督たちが予言したように、まさに今、沖縄は全国屈指の強豪県となった。

4名無しさん@実況は実況板で:2009/01/24(土) 02:15:34 ID:A1AcVfa3
2007年に秋田で行われた「全国中学軟式野球大会」で優勝したのは沖縄の嘉手納中で、準優勝したのも同じ沖縄の与勝中だった。
この両校はまず、07年7月に沖縄であった県大会決勝で対戦し、このときは与勝中が優勝、嘉手納中が準優勝。
この両校は沖縄県代表として九州大会に派遣され、この九州大会でも沖縄の与勝中と嘉手納中が決勝まで勝ち上がり、この大会では逆に嘉手納中が優勝、与勝中が準優勝を飾った。
そして九州代表としてこの両校が全国大会に派遣され、なんとまたしてもこの両校が決勝まで勝ち進み、嘉手納中が見事全国9600校の頂点に立ち全国制覇を果たした。
同じ沖縄の与勝中は準優勝。
この大会で同一県同士の決勝対決というのはこれが史上初めてのことで、優勝した嘉手納中と準優勝の与勝中は、県大会決勝、九州大会決勝、全国大会決勝と3度も決勝戦を戦った。
ちなみに準優勝した与勝中は昨年の選抜優勝校・沖縄尚学でエースとして活躍した東浜巨投手の母校でもある。
全国制覇した嘉手納中と準優勝した与勝中の選手たちはスピード、パワーとも超中学級選手がそろい、素材は一級品で、対戦した全国の強豪校の監督たちも「沖縄の選手たちの身体能力の高さ、野球センスは素晴らしい」と絶賛していた。
また、雑誌「野球小僧」でも嘉手納中や与勝中の選手たちを取り上げ、沖縄の選手の能力の高さを解説していた。
その彼らは現高校1年生で、この両校以外にも逸材が多く、沖縄では現1年生の世代が沖縄県高校野球史上最強ではないかともいわれている。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-26548-storytopic-2.html
5名無しさん@実況は実況板で:2009/01/24(土) 02:33:00 ID:lPCWRCn/
朝日10.12付朝刊

 「プロ野球これでいいのか」

蓮實重彦 球場で見る喜び取り戻せ
 「私は、オリンピックやWBCなどというもので勝っても、日本が本当に強いということにはならないと思っています」
 「やはり野球が日本で本当に愛されていないという気がします」
 「野球というのは、本来つまらないものなんです。本当に面白いのは、3時間のうち3分くらいでしょう。」
6名無しさん@実況は実況板で:2009/01/24(土) 04:02:16 ID:+DEVxIeA
沖縄が高校野球で強いのは環境が特殊だから。
日が暮れるのが遅いから、その分練習もできる。
高校野球が強い割には、プロ選手が少ないのは、
指導の技術が遅れてるから。
中学校で全国優勝しても、3年後には県内の私立高校にも
負ける。
7名無しさん@実況は実況板で:2009/01/24(土) 09:04:25 ID:38BF2C7g
真冬でも20℃だからシーズンオフなんてないだろうな
8名無しさん@実況は実況板で
沖縄は真冬でも温暖だから高校野球が強いのは当たり前みたいによくいわれるが、実は沖縄の1月、2月は本土の太平洋側と違って雨が多い。
プロ野球のキャンプ情報を見ても分かると思うが、沖縄の冬はよく雨が降る。
2月のひと月間に晴れた日は3、4日しかなかったということも過去にあったぐらいで、とにかく沖縄の冬は雨が降る。
だから一概に気候に恵まれているから沖縄は練習環境に恵まれているとは言い切れない。
沖縄は日没が全国で一番遅いから遅くまで練習できるともよくいわれるが、最近は照明灯のある学校も増え、これも一概に沖縄が有利とも言い切れなくなってきた。
むしろ、沖縄は本土から遠く離れているため、本土の強豪校のように土日を利用して近県の強豪校と練習試合を組めないという地理的ハンディがある。
沖縄から本土に遠征すると一回当たり数百万円もの費用がかかり、経済的負担ものしかかる。
沖縄の高校がそういった地理的ハンディを乗り越え、この10年間に、ベンチ入りメンバー全員が地元出身というチームで2回も優勝したことは称賛に値する。