>>82 得点相関は重要だと思いますが、得点相関だけで指標の優秀性を測るのは問題があると思います。
例えば、NPBのデータだと
>>9の係数を利用するのが一番相関が高くなりますが、
「三塁打>本塁打」となるのは問題でしょう。
LWTSの係数の算出方法なら、「三塁打>本塁打」という数値にはならないと思います。
それと、XRの係数で気になるのは、相手の失策・暴投などが関与している得点も影響されていることで、
LWTSの係数の算出方法なら失策などの影響はXRに比べて小さくなるでしょう。
>>83 サイトの紹介ありがとうございます。
そのページは前に一度見たことがあるのですが、英語が苦手なので内容は全然分かりませんでした。
なんとなく分かるのは、1955〜1997年のチーム成績から計算されていることぐらいです。
おそらく、重回帰分析された数値をそのまま使っていて、特に補正はしていないような気がしますが、
そのあたりのことが書かれているか分かる方がいましたら教えて下さい。
失策などの相手のミスによる得点の影響を軽減するために、
得点ではなく打点との重回帰分析をしてみました。
重相関 R 0.977657463
重決定 R2 0.955814116
補正 R2 0.953423131
標準誤差 18.53058424
観測数 653
打点との重回帰
単打______ 0.42694134
二塁打_____ 0.717286464
三塁打_____ 1.094539187
本塁打_____ 1.3591177
四死球−故意四球 0.307273979
故意四球____ 0.182621897
盗塁______ 0.126343055
盗塁死_____ -0.123955205
打数−安打−三振 -0.070132598
三振______ -0.091950496
併殺打_____ -0.411659483
犠飛______ 0.451138772
犠打______ -0.186570464
>>9と比べたら、三塁打が適正な評価にかなり近づいたようです。
犠飛が単打より高い評価になってしまいましたが、
XR27なら犠飛のアウト分がマイナス評価になるので、単打よりは低い評価になるでしょう。