年度 打率 出塁率 長打率 OPS NOI GPA TA EqA
イチロー 2001 0.350 0.381 0.457 0.838 534 0.286 0.848 0.880
イチロー 2002 0.321 0.388 0.425 0.813 529 0.281 0.788 0.837
イチロー 2003 0.312 0.352 0.436 0.788 497 0.267 0.762 0.817
イチロー 2004 0.372 0.414 0.455 0.869 566 0.300 0.867 0.894
イチロー 2005 0.303 0.350 0.436 0.786 495 0.267 0.767 0.817
イチロー 2006 0.322 0.370 0.416 0.786 509 0.271 0.813 0.834
イチロー 2007 0.348 0.393 0.428 0.821 536 0.284 0.812 0.854
イチロー 2008 0.310 0.361 0.386 0.747 489 0.259 0.742 0.796
イチロー 合計 0.330 0.376 0.430 0.806 520 0.277 0.799 0.841
松井秀喜 2003 0.287 0.353 0.435 0.788 498 0.267 0.715 0.797
松井秀喜 2004 0.298 0.390 0.522 0.912 564 0.306 0.948 0.915
松井秀喜 2005 0.305 0.367 0.496 0.863 532 0.289 0.831 0.867
松井秀喜 2006 0.302 0.393 0.494 0.887 558 0.300 0.897 0.895
松井秀喜 2007 0.285 0.367 0.488 0.855 529 0.287 0.858 0.864
松井秀喜 2008 0.294 0.370 0.424 0.795 512 0.273 0.742 0.803
松井秀喜 合計 0.295 0.371 0.478 0.849 530 0.286 0.827 0.856
MLB平均 2008 0.264 0.333 0.416 0.749 472 0.254 0.698 0.767
※各指標の計算方法は、
>>79,262参照。
※MLB平均は全選手を合計したものではなく、ESPNのTeam StatsのLEAGUE AVERAGESを利用して
計算したので、正確な値ではありません。
RCはOPSの高さというよりは、打率・出塁率・長打率のバランスが特殊なタイプの打者を
評価する場合に問題があると思います。
その顕著な例がイチローでしょう。
得点近似を目的とした指標はいくつかありますが、松井やMLB平均ではそんなに差は出ないのに、
イチローは指標によって差が大きいです。
RCの「出塁能力×進塁能力」という2つの要素を掛け合わせるという概念は、
特殊なタイプの打者を過大評価したり、過小評価することになるのでしょう。
それに、
>>263-264を見ると、RC系の指標はXRと比べて単打の評価が高く、
四球の評価が低いことも影響しているようです。
イチローの場合は盗塁の影響も大きそうなので、盗塁・盗塁死を除いて計算してみましたが、
それでも各指標の差が大きかったので、盗塁よりは打撃の特殊性の影響の方が大きいようです。
イチロー(2001-2008) 盗塁・盗塁死を除いて計算
RC(TECH1) 900.7
RC(1998) 880.2
RC(2002) 915.0
XR 841.4