【SEA51】イチロ-応援スレ386【シアトルの粗大ゴミ】

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105名無しさん@実況は実況板で
それでもイチローが嫌いです

大リーグ・マリナーズのイチローが6年連続でゴールドグラブ賞を受賞しました。おめでとうございます。
すごいです。ホームラン性の当たりを脅威のジャンプで捕球する美技。レーザービームと呼ばれる矢のようなホームへの送球。野球の醍醐味を見せてくれます。
その実力は野球にうるさいアメリカ人もが認め、絶賛するところです。まさに日本の、そして日本人の誇りです。これはまちがいありません。

が、しかし、それでも私はイチローが嫌いです。

あれはイチローが大リーグに挑戦した最初の年の2001年7月。いきなりオールスター戦に選ばれたイチローを取材するため、マリナーズの本拠地のシアトル・セーフコ球場にロサンゼルスから出張しました。

ナ・リーグの先発はあのランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス)。対するア・リーグのトップバッターはイチローでした。
1球目、ジョンソンの投じた速球をイチローが見事にはじき返し、痛烈な打球が一塁線を抜けた、かに見えました。
が、一塁手が横っ飛びに打球をキャッチ、二塁打は確実と思われたのが、間一髪セーフの内野安打になりました。

イチローの出番が終わり、プレスルームで行われた記者会見。「いい当たりだったなあ。相手はあのジョンソン。
抜ければよかったのになあ…」などと思いながら、イチローに「打った瞬間は『抜けた』と思ったと思うのですが、止められて何を考えましたか」と質問しました。

返ってきた答えは、「どうでもいいことです」。「は?」と聞き返しましたが、またしても返ってきたのは「どうでもいいことです」でした。

確かにたいした質問ではありません。でも、多くのファンがあの場面、同じように感じたと思います。
ましてや、数十人が詰め掛けた記者会見での質問です。
「何ぼなんでもその答えはないやろ!」。心の中で叫びました。

もちろん大リーグに挑戦したばかりで、本人のプレッシャーは第三者が思うよりはるかに重かったでしょうし、
いくらお祭りのオールスターとはいえピリピリするのは理解できます。
それでも、こちらの心の中には決定的な印象が焼きついてしまいました。