新潟アルビレックス・ベースボール・クラブPart2

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ではその話題をスポニチから

〜ＢＣ新戦力　後藤監督即決〜　

　新潟アルビＢＣに新戦力が加わる事が30日、明らかになった。
内野陣の強化を狙ったもので、この日のチームトライアウトに参加した
稲葉大樹（22）が合格した。稲葉は現在、所属する社会人クラブチームの
抹消手続きが済み次第、アルビＢＣに選手登録され、早ければ今週の試合
から出場する。

　その軽快で堅実な守備力に周囲の目がクギ付けになった。バットを持てば左右に
シュアな打撃を披露。トライアウトを見守った後藤監督、石田代表もそろって高い
評価を下し、即決した。
　城西大では4年時に首都大学リーグベストナインにも選出された逸材。遊撃が多いが、
内野ならどこでもこなすユーティリティープレーヤーだ。卒業後は九州の社会人チームに
内定を得ていた。ところが家庭内に不幸があり、九州を断念。春以降は関東の社会人クラブ
チームに所属していた。内野陣強化を狙っていた後藤監督が、知り合いでもある同チーム
の監督へ打診。紹介されたのが稲葉だった。
　「このチームで野球をやれる事を感謝したい。頑張りたい。」稲葉はやや緊張した表情で
喜びを表した。50ｍを6秒前半で走る足も魅力のひとつ。大学時代は斬りこみ隊長役を
担っていたこともある左打ち。バントなどの小技も大きな武器になりそうだ。
　現在、社会人登録されており、まずは登録抹消が必要になる。だが、手続きにはさほど
時間がかからないため、早ければ今週の試合から出場は可能だ。27日の試合後の記者
会見で「センターラインはあらためて大切」と話した後藤監督も早期出場を示唆しており、
この日スピード合格した稲葉がチームの救世主として浮上した。

稲葉大樹（ひろき）　船橋生まれ　22歳
安田学園高→城西大　右投げ左打ち　170ｃｍ　66�`