千島に逝って津波に巻き込まれて氏ね火の玉ボウイ(w
8月の終わりから9月中旬、オランダでワールドカップ野球大会が行われた
(国際野球連盟=IBAFが主催。今大会で第36回目)。僕は毎日のように
野球場へ通った。オランダ代表の試合はかなり盛況で、チケットが売り切れる
ことも多かった。日本の試合ももちろん見た。 大会が始まるとオランダは大いに盛り上がった。 サッカー同様、野球でもやはり代表チームは“オランイェ(オランダ代表の愛称)”。
オレンジ色のユニホームで観客席は埋まった。でいる」とオランダの野球場の雰囲気の感想を述べていた。
「われわれはここに『ベースボール』をやりに来たのではない。何とか相手を
『野球』に引きずり込んで、組織や次のバッターにつなぐ野球で勝ちたい」と
言っていた。ならば、オランダの堅い内野と、数珠つなぎのバッティング、そ
してオランダミュージックに合わせて踊りだす観客の独特なノリ、敵味方に関
係無く拍手を送る応援が作ったものは、「ベースボール」でも「野球」でもな
く、オランダ語の「ホンクバル(Honkbal)」だった
オランダは予選リーグ最終日にキューバに敗れたものの、快進撃を続け2位で
B組を突破した。オランダは盛り上がり、サッカー界も野球の話題
でいっぱいになった。
何人かのサッカー界の知り合いと、偶然野球場で出会った。
あるサッカークラブの広報担当は
「俺は本当に野球が好きなんだ。サッカーより面白い」と、
とんでもないことを言っていた。その晩野球場でオランダの
試合を楽しんでいた。みんな一般席で試合を楽しんでいた。
これまでオランダの最高成績はベスト8だったが、準決勝進
出を果たした。ここでオランダは力尽きた。準決勝の韓国戦は
テレビで生中継されたが、まるで2002年ワールドカップの
日本対トルコ戦のデジャブだった。3位決定戦でもオランダは敗れた。
すべてを準々決勝までに出し尽くしたオランダには、サッカー界の
ご意見番、ファン・ハネヘムも「よくやった!」と賛辞を述べた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0506/holland/column/200509/at00006165.html