、「ロシア・プレミアリーグ」が熱い。
例えば「5大リーグ(※1)への高額移籍間違いなし」と言われていた、
2003-2004欧州CLの覇者FCポルト(ポルトガル)のエース、“マニシェ”は、
多くのオファーを蹴り、ロシアのディナモ・モスクワへ移籍。さらにディナモは同じく
FCポルトの主力であったカスティーニャ、デルレイ、ティアゴも獲得。
ロシアの実業家、アレクセイ・フェドリチェフがオーナーとなった同クラブは今や
欧州トップクラスのドリームチームに生まれ変わりつつある。
ディナモ・モスクワのライバルであるCSKAモスクワは、あのアブラモビッチ氏が
かつてオーナーを務めた石油会社「ジブネフチ」のスポンサードを受け、
ディナモ同様国内外から多くの有力選手を補強。2003ワールドユースの得点王
であるブラジルの“ドゥドゥ”(元柏レイソル)もこのクラブに買われていった。
ちなみにCSKAは、IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)による世界クラブ
格付けによれば、インテル、ACミラン、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド
に次ぐ5番目の勢力をもつクラブとされるまでになっている。