メジャーリーグサッカー(MLS)が各チームのユース育成システムを開始することを発表した。
シングル・エンテティ・システム制度を敷くMLSにおいて、選手の入団は毎年開催されるスーパードラフトで指名を受けるか、
各チーム毎に枠数に制限のある「ディスカバリー選手」として獲得される方法が主な経路であった。
そのため、MLS設立11年目となる今年まで公式なユース育成システムを備えるチームはMLSに存在しなかった。自前で選手を育成しても、
ドラフトでその選手を自分のチームに入団させる保証がなかったからだ。
しかし、サッカー競技人口世界一のアメリカにおいて、そしてまたサッカー人気が高まりを見せ始めている中で、それらタレントを早いうちから見つける
努力を無視することは出来ず、来年よりMLSにおいても各チーム毎に自前のユース育成システムを保有することが決定した。
各チーム、U-14、U-15、U-16、U-18、U-20、そしてU-25という枠を設けることになり、各カテゴリー毎に上限18名まで登録可能である