日本プロ野球と米国3Aはどちらがレベルが高い?

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56名無しさん@実況は実況板で
ロバート・ホワイティング著 “日出づる国の奴隷野球”より

1998年秋に大リーグのオールスター軍団を引き連れて来日したクリーブランド・インディアンズの
マイク・ハーグローブ監督は、日本人選手をあまり熱心に褒めようとしなかった。
これには日本レポーター達は愕然とした。彼らはボビー・バレンタインのように、イチローを
“世界で5本の指に入る名選手”と手放しで褒めるようなアメリカ人にばかり慣れていたからだ。
ハーグローブはイライラした。マスコミから日本の選手のレベルはどうかと、同じ質問ばかり
される。賛辞を催促されてるのはあきらかだ。同じ答えを繰り返すのはいい加減うんざりしていた
ハーグローブは最終日にとうとうキレた。
「イチローはただのスプレーヒッターですよ。大リーグが泣いて欲しがるような選手ではない。
外野手として10人人並み。以上!」 
 日本野球の現在の問題点は佐々木主浩 山本昌 松坂大輔 上原浩治など、優秀な
ピッチャーは数人いるが、ピッチャー以外はろくな選手がいないことだ。
日本のオールスターチームが、1つの球団として大リーグに仲間入りすれば、外野手の守備に
不安が残る。ロサンゼルス・ドジャースの右翼手ラウル・モンデシーのような強肩外野手が
日本のどのチームにいるだろう。いくら野茂や伊良部が力投しても、日本人外野手のバックアップ
では限界がある。例えばクリーブランド・インディアンズのセンター ケニー・ロフトンのような
俊足が出塁すれば、シングルヒットは二塁打に二塁打は三塁打になるに違いない。
内野手もぱっとしない。ロベルト・アロマーやチャック・ノブロック デレク・ジーターに太刀打ち
出来るのは西武の松井ぐらいだ。
57名無しさん@実況は実況板で:2006/08/12(土) 20:25:21 ID:aYbO5/yS
日本のオールスター・チームはどう考えてもアメリカでは成功しそうもない。原因の1つは
守備だ。肩が貧弱だし、スピードにも欠ける。ベースランニングも野球ではけっしてあなどれない要素
だが、日本人はこれがイマイチだ。 大リーガーにはあらゆる技術が要求される。1つだけ秀でていても
通用しない。来日する元大リーガーは、どこかに欠陥があるからこそ、お払い箱になったのだ。
例えばマリアーノ・ダンカンは、大リーグ級の守備が出来なくなってから、日本にやってきた。
腕の筋肉は衰え、走るのもダメ。これではアメリカではどこからもお呼びがかからない。
 しつこいようだが、野茂や伊良部や長谷川がアメリカで成功しているのは、後でチームメイトが
しっかり守ってくれているからだ。野茂が近鉄バッファローズのナインをバックにアメリカで
プレーすれば、14勝することも、コロラドでノーヒットノーランを達成することも出来なかったに違いない。
伊良部も同様で、千葉ロッテマリーンズのナインを守らせていたら、今ごろはまだ1勝もあげて
いないだろう。 野茂のバックには、ラウル・モンデシー外野手が控えていたし、マイク・ピアザの
ようなキャッチャーが球を受けてくれた。これなら鬼に金棒だ。伊良部の場合もバーニー・
ウィリアムズやデレク・ジーターのような守りの天才がいればこそ、勝ち星を増やすことが
出来るのだ。今の日本オールスターチームではアメリカの1番弱い地区でプレーしても、
勝率5割に届くかどうか疑わしい。大リーグのように「打ってよし、走ってよし、守ってよし」の要素
を備えた日本人野手が圧倒的に少ないからだ。要点をまとめよう。アメリカは豊かな財源と
膨大な支出、洗練されたスカウトシステムやファームシステム、および、すぐれたトレーニング方法
によって、すばらしい収穫を得た。日本には、それがない。