次回WBCについて考える 第2回

このエントリーをはてなブックマークに追加
236^^
メジャーリーグサッカー(MLS)、カンザスシティ・ウィザーズ(KCウィザーズ)を、
アメリカを代表する医療技術会社「CernerCorp」に率いられる投資家グループ「OnGoal LLC」が買収した。
今までウィザーズは、ラマール・ハント氏率いるハント家(ハント・スポーツ・グループ)が、
MLS開幕以来10数年間オーナーとして、運営をしてきたが、2004年末より売却先を探すとともに、
交渉を続けていた。
KCウィザーズのオーナーのハント家は、アメリカン・フットボール・リーグ(AFL)創設メンバーであり、
現在ではナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のカンザスシティ・チーフスのオーナーでもある。
44年間もカンザスシティのプロスポーツに携わってきたハント家が、売却に際して提示した条件は、
「ウィザーズをカンザスシティに残すこと」というもの。売却を発表してから、引き合いは殺到したが、
企業力と、そして上記の条件を満たす買い手がなかなか出てこなかったことで交渉は難航していた。
そしてようやく、企業体力もあるカンザスシティに本社を置く「Cerner社」と合意に達した。
MLSも11年目を迎え、少しずつではあるが人気も定着し始めた。これにともない、
若年層に最も支えられているサッカーに目を向ける投資家たちが急増し始めている。
OnGoal LLCも、「2020年にはアメリカ国内においてサッカーは1、2を争う人気スポーツに成長していると読み、
今がそれに投資をする時期だと判断した」と発表している。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20060903-00000036-spnavi-spo.html