昨季19勝をあげたヤンキースのサウスポー、デビッド・ウェルズが
自叙伝を出版した。かなり衝撃的な内容で「メジャーリーガーの
25〜40パーセントが筋肉増強のためステロイドを使用している」と
いった記述も見受けられる。
このウェルズ、先頃、興奮剤使用をカミング・アウトして球団から
禁止通告を受けたばかり。彼の闘志をむき出しにするピッチングを
見ていると「やっぱりなァ…」というのが正直な感想だ。
そういえば、2月16日にはオリオールズのスティーブ・ベクラーが
キャンプ中に倒れ、そのまま息を引き取った。ダイエットのために
使用していた栄養補助食品の中に含まれていたエフェドラという興
奮剤が死因と見られている。このように、メジャーリーグの薬物禍
はとどまるところを知らない。ある日本人メジャーリーグ関係者は
声を潜めて言った。「昨年、ホセ・カンセコが“メジャーリーガー
の85パーセントが薬物を使用している”と語った
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