▲▲▲長野県野球総合PART31▲▲▲

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220名無しさん@お腹いっぱい。
>>215
昭和44年長野県上田市営球場、丸子実業対長野高校の因縁の一戦!
県大会も2回戦ながら異様な熱気と興奮の渦の中で開始された。
約1万人近くの観衆のほとんどが「丸子実ファン」丸子実業は9回に同点とし
迎えた11回の表の長野高校の攻撃中、1点を入れなお二死一二塁、打者の三塁線へ
放った打球の「フェア」か「ファール」かの判定を巡って三塁の審判は「フェア」を
宣告した。この判定を不服とした丸子実業は日没前に牽制、投手交代などで引き伸ばしとも
みえる作戦にでた。試合は事実上中断した形、関係者協議した末、丸子実側が
一方的に試合を引き伸ばし「引き分け再試合」にしようとしたことで午後7時45分、
審判団は没収試合9対0で長野高校の勝利を宣告した。高校野球まれにみる汚点を
残した。審判の判定を巡って、再三トラブルが起き、遂に異例の没収試合となった。
この間、興奮した一部ファンが騒ぎだして、空き瓶や石をグランドに投げ込み、
電話線のコードを引きちぎったり、スタンドの一部が燃え上がる騒ぎまで発展。
球場は混乱、紛糾・・・遂に百人の警察官が出動し、午後8時半ごろ、ようやく
事態を治めるという不祥事となった。