【春夏連覇】愛工大名電 13【楽勝確実】

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754予言者
春夏連覇の夢、早くも消える

<清峰20−3愛工大名電>

愛工大名電3年・斎賀洋平投手

 疲労は限界だった。「二回ぐらいから腕が振れなくなった」。投球リズムと制球力が身上の右腕が「思った所にボールがいかなくなって」二回、痛恨の逆転弾を浴びた。

 「序盤から思い切った野球ができて、うちの勝ちパターンだったのに…申し訳ない」。普段はクールなエースが試合後、涙でほおをぬらし、帽子のつばで顔をおおった。

 愛知大会では連日30度を超える酷暑の中、センバツの疲れが残りながらも3試合を投げた。「疲れも想定内だった」がセンバツと愛知大会での酷使で体は悲鳴を上げていた。試合前のブルペンから「腕が振れない」と感じていた。

 それでも「疲れ」は口にしなかった。「疲労は相手投手も同じ。どんな状態でも投げられるのがエース」。背番号「1」の誇りを胸に帰ってきた甲子園のマウンドだった。

 今春、センバツに出場し優勝。だがセンバツで疲労がたまりその後調子が上がらず、その後の練習試合では打ち込まれていたが、愛知大会で復調の兆しを見せていた。「どんな状況でも投げられる投手に」と、体力を向上させるための走り込みを重ねてきた。

 「大阪桐蔭とやりたかった」「もう一回優勝したかった」。試合後は、そう言って、悔しさをにじませた。帽子のひさしの裏に書いた「春夏連覇」。夏空のかなたに消えた夢を追うように遠くを見つめた。 
755予言者:2005/08/06(土) 19:40:09 ID:12ggtewq
<第2試合  清峰 20−3 愛工大名電>

 清 峰   192 201 050 =20
 愛工大名電 200 100 000 =3

 (清)古川−森
 (愛)斎賀、近藤、斎賀、十亀、森本−井坂

 【本】森(清峰)